ジェームスだ。
自慢できることじゃないがP活している。
淑女との初対面はドキドキする。ぎこちない会話をしながらお互い探り合う。
初回にSXに至らないのは元々そういうものだからしかたないが、2回目もSXに到達しないとしたら問題だ。
淑女に会うためにはそれなりの投資が必要だ。クラブなどを使うとイニシャルコストも大きい。
コストをかけるとそれを何とか回収したくなるのが人情だ。
2回目にSXに至らないというのは避けられていて茶飯Pとされそうになっている可能性が高い。
P活なんだからSXに至らないのは正常ではないと思うべきだが、一旦費用を投下してしまうと引くに引けなくなる。
こういった初期投資はサンクコスト「回収ができなくなった投資費用」といい、すっぱり切ってしまえとビジネス書には書いてある。
P活している紳士は社会的にもある程度成功しているだろうからこういった理屈はわかるはずなのだが、ことP活においては忘れがちである。
拙者は拙速なことは避けようと思うが、結果が出ないことをいつまでも追いかけるような無駄なこともしたくない。
2度目にSXに至らない場合は、これ以上の深追いをしないと決めている。サンクコストはさっぱり切ることにしている。
なお、タイトルにある名作「郵便配達は2度ベルを鳴ら」には郵便配達は出ない。原作にも出てこない。ネタバレになるので細かには書かないが、
作品の中で事件が必ず二度起こる。法廷の争いも二度ある。自動車事故も二度。いつも二度目が決定打となるストーリーだ。
アメリカの郵便配達は必ずベルを二度鳴らすそうだ。二度鳴るということは郵便配達だと断定できるというところに引っ掛けたらしい。
P活においては2度目でSXに至らないのはこれ以上頑張っても無駄なものと断定している。