北海道警は27日から行方不明になっている札幌市白石区の小学3年の女児(9)の捜索を31日午後も200人で続けた。有力な手掛かりがなく、近くの駅や商業施設で情報提供を呼び掛けるチラシを配った。新たに、タクシー会社やバス会社から提供を受けたドライブレコーダーの映像も調べている。
チラシには、女児の写真2枚と27日の服装や体形などを記し、31日と2月1日で計6千枚を配布。道警には29日の公開捜査開始から31日午後5時までに約140件の情報が寄せられている。白石区外での情報も寄せられているため、捜索場所を近隣の区にも広めた。
道警は警察犬を出し、聞き込みのほか、除雪された道路脇の雪や、住宅軒下にたまった落雪を掘り起こして捜した,ジプシエール。店や駅に設置された防犯カメラの映像も調べているが、姿は確認されていないという。