最近、どういうわけか週末、妻と二人で近畿周辺の小旅行に出かけています。今週は奈良県天川村の、みたらい渓谷と洞川温泉地にある面不動鍾乳洞でした。
みたらい渓谷は生憎の小雨と50過ぎの足腰の弱さのため、途中までしか歩けませんでしたが、なかなか綺麗な渓流の景色でした。
面不動鍾乳洞は、麓からトロッコ列車で急な山道を数分かけて登った後、徒歩で鍾乳洞内(写真)を探索。秋吉台などに比べるとずっと小さな鍾乳洞ですが、内部の気温は一年中8℃という涼しさで、長袖でも寒いくらいでした。真夏の避暑地としてはオススメです。
鍾乳洞には、天井からぶら下がる「鍾乳石」と地面から突き出る「石筍」が綺麗にライトアップされていて、小規模の鍾乳洞にしてはキチンと整備されていて美しかったです。
ここで、小説『ハリーポッターと賢者の石』で、ハリーがハグリッドに「鍾乳石と石筍ってどうちがうの?」(What's the difference between a stalagmite and a stalactite?)と尋ねているシーンを思い出しました。
stalactiteが「鍾乳石」、stalagmiteが「石筍」なので、和訳は原文と逆ですが、「石筍」が先に来たのではイメージしづらいと考えた翻訳者の意図が想像できます。
しかし、考えてみれば、日本語は漢字からすぐ違いが分かるのに、英語は綴りから想像できないな、やはり漢字文化って素晴らしいと思いました。
さて、毎週末の恒例となってしまっている妻との小旅行、来週はどこへ? というプレッシャーに潰されそうです(-_-;)