【バイクの音を良い音で録りたい】
モトブログを始めると、どうしてもバイク乗りの性(さが)としてある事に気付きます。
そう、バイクに乗って気持ちイイ要素の一つ、排気音(エキゾーストノート)があまり録れていないと言う事です。
バイク乗りは走っている最中、自分のバイクの音に結構気分良くなっているもんですよね。
でも、ヘルメットの中のマイクだけでは、しゃべりの音はよく録れても、エキゾーストノートはお世辞にも良い音ではありません。
そこで、普段自分が聞いている心地良い音を一緒に収録できる方法はないか検討する事にしました。
【どういう方法がある?】
モトブロガーの方々の色んなチャレンジを見ていていいなと思った方法はこんな感じです。
1.ASMR的に本格的録音専用機(ZOOM等)で録り、編集時に映像と重ねる。
2.マイク入力を二系統に分け、しゃべりと排気音を同時に録る。
1の方がより良い音で録れるようですが、編集がとんでもなく大変になりそうなので、2の方法にチャレンジする事にしました。
【エキゾーストノート側のマイクを腰に装着】
新たに購入したのはカメラの入力ジャックへ差す①ピンマイク、②二股のコード、ピンマイクと二股コードのジャックの太さがっ違ったので③変換ジャックの3つです。
以前はカメラに付属のピンマイクを1本差して、そのマイクをヘルメット内の顎部に設置していただけですが、
今回は、マイクから出たコードが二股に分かれ、1本は元々のヘルメット内マイク、そしてもう1本が排気音用に背中側に回し、ジャケットの腰位置に付けました。
安易な設置ですが、これでまずはテストです。マイクには両方とも風切り音対策のスポンジが被っています。
【盛大に風切り音を拾う】
走って見た結果はモトブログの「ETCを付けたので走行テストしてみた」の動画で確認できます。
結果はというと、盛大に風切り音を拾っており、排気音は収録していますが、お世辞にも良い音とは言い難い録音になってしまいました。
そこで、風切り音対策をしっかりしてみることにしました。
【風切り音対策①】
モトブロガーの方々が風切り音対策として何処にマイクを設置しているのかを調査したところ、シート下が有効だと言う事が分かりました。
また、
被せたスポンジだけでは役不足だったので、モフというかウィンドジャマーを新たに購入しました。
それを装着し、背中側の腰位置だとガンガン風が流れている場所である為、基本的に風が当たらないであろうシート下後方、ブレーキランプのすぐ右前に設置する事にしました。
これでテスト走行です。
【あれ?まだ結構風切り音を拾ってるぞ!】
結果は、大排気量車らしい重低音の効いたエキゾーストノートとしゃべりが録れましたが、少しスピードが出ると、やはりかなりの風切り音が入ってきます。
刀のシート下は、ボックス構造になっている訳ではなく下方が開いているので、ある程度スピードに乗ると下側からの風の流入量が結構あり、ウィンドジャマーを着けていても風の巻き込みに勝てないと思われました。
【風切り音対策②】
次にとった対策は、シート下の前回ETC本体を設置した場所の前中央で、風の巻き込みが来なさそうな場所への設置です。
あと、ヘルメット内にあご下から風が巻き込み、しゃべり用マイクが風切り音を拾っているかも知れなかったので、問題切り分けの為こちらをジャックから抜いて入力しないようにしました。
つまりシート下のエキゾーストノート用マイクのみでテスト走行に出ました。
【低中速域はOKだが高速域はNG】
結果は、ASMRとまでは行きませんが、管理人が乗っている時に聞いているような、かなり良い音が録れました。
発進から加速して行く時やシフトダウンをした時のエキゾーストノートはかなり良い感じです。
しかし、まだ問題はあります。
50km/h以上のスピードになると俄然風切り音が大きくなって来てしまいます。これでは高速道路を走行したら、ほぼ風切り音になってしまうかもしれません。
中低速はほぼ満足できましたが、高速域では不満足な結果でした。
さらなる対策をする必要がありますね。
【まとめ】
今回は、ETC走行テストの際に出たマイクが盛大に風切り音を拾ってしまう問題に対して、対策をしてテスト走行をしてみました。
結果的には中低速では満足できたものの高速域では不満足というものでした。
そこで、次回は以下のような更なる対策をしてテストしてみようと思います。
①シート下のマイクに風が当たらないように上手く遮蔽する。
②ヘルメット内マイクが下からの風の巻き込みをなるだけ拾わないよう遮蔽する。
今回のテストの模様は動画でも見ることが出来ますので、併せて是非見てくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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