Netflixでバイオハザードのドラマがやってるんですが、1シーズンで打ち切りみたいです。
すこぶる評判が悪かったそうな。
まあ理由としては、言われているように「原作大無視」のキャラ改変。
最近流行りの「ブラックウォッシュ」。
つまり、ゲームでは白人だったキャラを黒人に変えるといったもの。
アルバート・ウェスカーという白人男性のキャラが、このドラマでは黒人俳優が演じていましたね。
あとはまあ、最近流行り()のポリコレ要素がしつこいってのもあるでしょう。
映像産業におけるポリコレ要素の一つとして「社会的少数派」を、もっと作品に出演させろっていうものがあります。
白人のキャラを黒人が演じるのも、広義にはポリコレ要素だと思いますが。
白人ばっか出してんじゃねえ、っていう声がハリウッドとかでは大きいみたいです。故のポリコレ。
さて本作バイオハザードのドラマでも、女性に女性のパートナーがいたり、主役級の女の子がビーガンで動物愛護だったりと、まあポリコレ要素が散見される。
かくいう私は4話ぐらいまでこのドラマを観たのですが。
ポリコレとか以前に、つまんねえってのが感想です。
常時1.5倍速で観てる。観るのが義務のように思えるから。
それはともかく、2倍速で観てえ。
時間の無駄だから。
じゃあ観んなよ、って話だけど。
乗り掛かった船ってやつだよ。
映画やドラマのポリコレ要素が批判されるのは、とりわけ原作無視の改変によってファンが怒りを感じるのは勿論。
ポリコレ要素無理やり捩じ込んで「冒険」している割には、作品そのものがクソつまんねえってパターンが多いこと。
要するに、作品そのものが面白ければ、多少のポリコレ要素は許されるのではないか、というのが私の意見です。
最も、最近のアメリカ映画やらドラマやらは、ポリコレ要素が押し付けがましいまでに前面に出過ぎて、逆に制作側の自由が制限されているのではないか?と思うこともチラホラ。
「ブラックパンサー」とかは、ほぼ黒人キャストとスタッフで固められていた、ハリウッド大作としては珍しい映画でしたが。あれはあれで評判が良かったし、要は「ちゃんと面白く作れ」ってことなんだと思いますな。
ドラマ版バイオハザード、唯一好きだったキャラは、ゾンビ相手に突然無双しまくるデブ。
あのデブはマシなキャラだった。
途中まで嫌な奴だったけど。