一部ネタバレを含みます
ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの第3弾。
前作「慰めの報酬」は個人的には微妙だったんですが、今作はなかなか良かったと思います。相変わらず無茶でダイナミックなアクション。少しばかり変態度の増した悪役。イケメンメガネ君「Q」の登場。お前イギリスじゃなくて東欧の工作員やろ感のある、ダニエル・クレイグのなんかMI6っぽくない雰囲気のボンドも、良いかんじです。
オープニングのシーンも良かったですね。バイクチェースシーンから、列車上の格闘。
やめといたほうがええって!!
バキューン!!
銃弾はボンドに当たりました。そりゃそうなるやろ。動いてる列車上で、もみくちゃになってる敵だけを狙撃するのが、いかに難しいか。シモ・ヘイヘ呼んでこい。
川に落下するボンド。
〜(完)
ほんで例の如く、こっからオープニングテーマが流れる。いやーこの流れ最高だね!
スカイフォールというのは、ボンド出生の地らしいです。
かつてMI6に所属していた男で、MI6の司令官「M」に異常な執着心を見せる。
狂気的だが、どこか悲劇的な要素もある。
MI6により見捨てられ、そして敵となった。ある意味MI6が生み出したモンスターそのものといえるだろう。
シルヴァのセリフはいろいろ印象に残ります。
ドラム缶に閉じ込められたネズミ達は、空腹のあまり共食いを始める。最後に2匹だけが残った。そしてその2匹はもう、ネズミしか食べないようになった。シルヴァによると、その残った2匹こそが、彼自身とボンドであるのだと。
ネズミの共食い・・考えただけでもおぞましい。
でも人間だって同じなのかもしれませんね。共食いを始めるかどうかはわからないけど、生き残るためならば、殺し合いも厭わないでしょう。
本作ではMI6の存在意義についても若干問われる内容となっております。時代とともに変わる諜報の世界。民主主義国家であるイギリスも、諜報機関の活動については議会や政治家、あるいは国民に説明責任を果たさなければならない時があるのですね。
しかし、世界は動いている。「影」の世界は動き続ける。諜報機関はその影の世界で暗躍し、国を守っている。それは国民の代わりに「罪」を引き受ける、ということであるのかもしれません。
世界は綺麗事だけではまわっていないのですから。
もちろんその「影の戦い」は、誰かを守る代わりに誰かを不幸にするかもしれないし、犠牲もある。それは「M」の罪なのかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
重要なことは、自分の目的や信念を見失わないことでしょう。信念をなくして自分を見失った時、人は暴走する。
ボンドの信念は、どこにあるんだろう?
「007 スカイフォール」でした。
それにしてもスカイフォールの意味ってなんなんでしょうね。作中では地名でしたが。
空が落ちる?
もしスカイがフォールしてきても、絶望せず自分を見失わないようにしましょう。
ではさようなら。














