漫画家の水島新司先生が、肺炎でお亡くなりになったそうです。

2022年1月10日、82歳だったそうです。

 

水島野球漫画の集大成『ドカベンドリームトーナメント編』が完結したのが、2018年6月。

『あぶさん』の読み切りが掲載されたのが、2018年8月。

引退表明したのが、2020年12月。

そして今日……。

 

ショックではありましたが、先生の訃報について気になることがありました。

Yahoo!ニュースでは、記事の最後に「漫画家・水島新司さんの作品で一番印象に残っているのは?」というアンケートが付いていました。

最終結果かどうかわかりませんが、投票数12,000票でこんな結果になっていました。

ドカベン52.2%

あぶさん15.6%

野球狂の詩14.6%

男どアホウ甲子園5.5%

その他5.4%

大甲子園5.4%

光の小次郎1.3%

 

どんな人が回答したのかわかりませんが、『ドカベン』が1位なのは納得。

次いで『あぶさん』、『野球狂の詩』が来るのも納得です。

ん?と思ったのは、『ドカベン』と『大甲子園』が分けられていること。

僕はどちらかに票は入れづらいですね、一連の作品ですから。

もう一つ、ん?と思ったのは、それ以外の唯一の作品が『光の小次郎』であること。

Yahoo!はなぜこの作品を選んだのでしょうね。

もちろん僕は好きですけど、コミックスの巻数なら『おはようKジロー』や『球道くん』も多いし、アニメ化された『一球さん』もあるのに。

不思議だなと思いつつ、『光の小次郎』が1.3%投票されていたのはちょっと嬉しいかな。

 

訃報を知って数々の作品が頭に浮かびましたよ。

前回も書きましたが、『ドリームトーナメント編』はいつもワクワクして読んでいました。

こんなに毎回待ち遠しく思える作品には、きっともう出会えないでしょう。

 

感想をブログに綴るのも楽しみでした。

思えば、このブログも一番最初のネタは『ドカベン』でした。

最初の投稿は2011年4月1日。

コアな『ドカベン』ファンならピンときますよね。

そう、4月1日は岩鬼の誕生日です。

音楽やラジオのネタも多かったこのブログですが、一番多かったのは『ドカベン』、水島新司作品でした。

 

寂しいです。

寂しいですよ、水島先生。

先生が生み出した選手たちはどうだろう。

本棚を見てみました。

岩鬼も山田も球道も一球もみんな笑顔にあふれ、白球を追っています。

あぶさんは今日も飲んでいますよ。

今夜もこれからも元気な姿を見せてくれるのでしょう。

彼らはずっと僕の宝物です。

 

水島先生、多くの魅力的な作品を本当にありがとうございました。

どうか安らかに。