●今週のあらすじ

ドリームトーナメント決勝戦8回の裏スーパースターズの攻撃、ツーアウトで二塁に山田の場面で5番義経の打球はセンター前へ。

これをセカンド真田が捕り三塁へ送球。

山田はアウト、チェンジとなった。

 

9回の表、ウォーリアーズの攻撃は2番真田から。

真田は左打席に入りバントの構え。

サード岩鬼、ファースト星王はバントに備える。

キャッチャー山田もバントを警戒し、初球は低めへのチェンジアップを要求する。

真田は見送ってワンストライク。

 

2球目も変化球、真田は叩きつけるように打った。

打球はワンバウンドして一塁方向へ高く上がる。

星王が捕って一塁へ送球。

真田の足が早くセーフとなった。

 

山田は、中西の送りバント、真田の盗塁を警戒する。

しかし中西はヒッティングの構えを見せる。

 

●9回の攻防

山田がタッチアウトとなり、特に波乱がなくチェンジになってしまった。

これにより9回の裏のスーパースターズの攻撃は6番長島からになる。

これだと4番山田に打順が回るにはツーアウト満塁だとしても少なくとも2点入っていることになる。

2点入っていてなおかつサヨナラになっていないとなると、9回の表のウォーリアーズは2点以上入ってることになる。

このように逆算すると、微笑のスリーランがあるかもしれない。

 

でも、あの球道が下位打線に苦戦するとは思えない。

『ドカベン』の締めは山田の4試合連続サヨナラホームランだと予想しているけど、この試合の

9回に山田に回るという前提には無理があるかな。

延長の可能性が高いとみたけど、どうなるだろうか。

 

●真田一球に相応しい打法はこれだ

hさてさて、今回は一球や球道のセリフがなく、スーパースターズ目線で進行したね。

もし一球が何を狙っているか語られていたら面白味が半減したかも。

 

その一球が技ありの内野安打を見せた。

打球を叩きつけて落ちてくるまでの走塁の時間を稼ぐ、一球にピッタリの打法だ。

 

もし一球が「逆通天閣打法」を会得したら、出塁率100%も夢でなくなるのではと思ったよ。

逆通天閣打法とは、ボールを叩きつけるように打ち、打球を弾ませる打ち方。

アイアンドッグスの坂田三吉が2004年開幕試合、つまり球団設立されて初めての公式戦で披露したあの打法だ。

(『スーパースターズ編』4巻)

あのときの坂田はツーベースヒットになったから、一球が逆通天閣打法をすれば安定してツーベースヒットになるんじゃないかな。

 

●次回以降の希望的予想

ノーアウトで走者一球、打者球道、この状況で盛り上がらない訳がない。

ワクワクしてるよ。

 

1点取れば球道が抑えると信頼している微笑なら送りバントだろうけど。

でも、ここは一球の足で揺さぶり、球道には長打を期待して自由に打たせてほしい。

山田の最大級のライバル二人の持ち味を活かしてプレーするところを見てみたい。

 

まずは一球が盗塁するかどうかに注目。

初球から走る、ボールに外す、山田が二塁へ送球、一球のスライディング、三週連続同じようなアングルで終了、なんてどうだろう。