●今週のあらすじ
ドリームトーナメント決勝戦ウォーリアーズ対スーパースターズは、7対7で7回の表に突入。
スーパースターズは、この回から中二日の里中がマウンドに上がる。
5番牛之介への初球はアウトコースギリギリのストレート、見送ってワンストライク。
2球目、インコースボールからストライクになるカーブ、これも見送ってツーストライク。
3球目、チェンジアップを空振りし三球三振となった。
6番才蔵に対し初球145キロのどまん中のストレート、才蔵は手が出ずストライク。
2球目、高めのストレートを打った、セカンドライナーでツーアウト。
7番先斗は左打席で初球のストレートをフルスイング、ライトフライに倒れた。
●エース里中登板
いよいよエース里中がマウンドに上がり、スーパースターズの投手リレーはアンカーを迎えたようだ。
やはり里中が投げると『ドカベン』らしさが出るね。
スタンドからサチ子の「さっとなかちゃーん」の声援があったらともっとらしさが出たと思う。
中二日とはいえ、里中の調子はよさそう。
コントロールも変化球の切れもいいようだ。
次の回も三者凡退に抑えると、9回の表は2番一球、3番球道、4番微笑との対決になる。
さすがに無傷では済まないだろうね。
ここまでさとるボールやスカイフォークは投げていないけど、一球達には使うだろう。
でも、過去の対戦ではその決め球が打たれたこともある。
一球にはスカイフォークを、球道には見え見えのシンカー(おそらくさとるボールのこと)をそれぞれホームランされている。
(『スーパースターズ編』8巻、『大甲子園』19巻)
里中にとっては、この試合がそれらのリベンジの場になるのかもしれないね。
●次回以降の希望的予想
好調な里中を見て燃える球道。
スーパースターズの下位打線は手も足も出ないんじゃないかな。
両チームのクリーンアップを迎えるまでにポイントになるのは、ウォーリアーズは大楽、スーパースターズは里中かな。
特にこの試合初打席となる里中は見もの。
一方の球道も里中をこれ以上調子づかせないために全力でねじ伏せにきそう。
かつてのチームメイト同士の対決は見応えあるんじゃないかな。