『ドカベンドリームトーナメント編』18巻の発売日が10月8日に決まったそうです。
あるサイトに表紙がアップされていました。
毎回誰が表紙に起用されるか楽しみにしていますが、まさかの山田一人となったようです。



●移籍組に光を
18巻はカープ戦真っ只中。
アルプス、ゴクと埴輪、武藤、金太郎、三つ子と個性あふれる選手が揃っています。
彼らがコミックスに登場するのは一試合分、ほんの数巻だけなので、他の作品からの移籍組や懐かしのキャラを積極的に表紙に起用してほしいです。
この試合は鷹丘中OBが多く出場していますので、彼らが一堂に会したイラストだと涙ものなのですが。

『ドリームトーナメント編』のコミックの背表紙は表紙のイラストに登場するキャラをそのまま使われていますので、18巻の背表紙は山田で確定でしょうね。
また背表紙の山田率が高まってしまいました。

●疑問1:山田はどう動いた?
もう一つ気になったのが、山田が捕球しているシーンです。
山田はフェア地域からホームベースに飛び込むように捕球しています。
これってどんな状況なのでしょう。

言うまでもなくキャッチャーの守備位置はホームベースの後ろ側です。
ということは、山田は一旦フェア地域に移動し、ホームベース上に落下してきたボールに飛び込んで捕ったことになります。
あの山田がそんなに目測を誤るでしょうか。
あるとすれば、坂田三吉の通天閣打法くらいかなと思います。
でも、カープ戦に坂田は出ていません。
なぜこのタイミングで通天閣打法なのでしょう。謎です。

別の見方をすれば、これは捕球でなくタッチに行ったシーンなのかもしれません。
だとしても同じような疑問が沸きます。
山田は一旦ホームベースを大きく離れ、ランナーあるいはベースにタッチするために飛び込んだことになります。
送球が逸れたためベースを離れ捕りに行き、その後ベースにダイブする、これなら説明は着きそうです。

●疑問2:なぜ腰の位置が高いのか?
と言いたいところですが、今度は山田の体勢が気になります。
イラストの山田は下半身が明らかに高い位置にあります。
水泳の飛び込みスタートが水面に対し斜めに入るように、一旦空中に浮いて落ちてきたように見えます。
ベースにすばやく飛び込むなら、一直線飛ぶはずです。
飛距離が出るように高く跳ぶよりは走った方が早いでしょう。
非効率な動きをしたように見えるのは僕だけでしょうか。

一旦ベースを離れその後ベースに向かってタッチしに行くシーンといえば、ドカベンファンならあの義経の八艘跳びが思い出されるのではないでしょうか。
カープ戦でこんな劇的なクロスプレーはまだなかったような気が。

もしベースにタッチに行くシーンだとしたら、ランナーは誰だったんでしょうね。
読者の想像にお任せなのでしょうか。
水島先生、憎い演出です。