●祝!巻頭カラー

6対6で迎えた11回の裏、東京スーパースターズはツーアウトで三塁に星王、打席には4番山田。
対する新潟ドルフィンズは岩田鉄五郎監督がマウンドに登ったシーンからスタート。
「ドカベン」と「野球狂の詩」の両雄が遂に激突。
初球、「にょほほほほ」の雄叫びで投じられたのは128キロのストレート。
カーブと読んだ山田はバットを止めて見送った。投球はストライク。
2球目、迷いながらもストレートを続けると読んだ山田だが、カーブを打たされライトスタンド方向へのファールに。
わずか2球で肩で息をする鉄つぁん。
3球目はシンカー。ことごとく読みを外される山田。
投球はベースでワンバウンドし、ワンボールスーストライクとなる。
この球をキャッチャーKジローが後逸。それを見た三塁の星王がホームへの突入を敢行。
すかさず、山田が戻るように指示。後逸したと見せかけたKジローのトリックプレイだった。
Kジローが三塁へ投球するも、星王はかろうじてセーフ。
さらに息が激しくなる鉄つぁんの渾身の4球目は、なんとサイドスロー!
しかも鉄つぁんMAXの130キロのストレート。
またしても山田は読みを外されるが、これを強打。
打球はスタンドへ向かって飛んでいくが……?
●鉄つぁんカッコいい!
まさかサイドスローとは!
「野球狂の詩」以外の作品も含めて、鉄つぁんのサイドスローは確か一度もなかったはず。
影丸が対山田用にアンダースローを投げたように、鉄つぁんもここまで切り札として隠し通してきたのだろうか。
水島作品では、岩田鉄五郎は初登場からすでに「ヨレヨレ18番」だったが、当然若いころもあったのだ。
そこで、「野球狂の詩」の新シリーズとして、鉄つぁんの若いころのエピソードも描いてくれないだろうか。
「ヤング島耕作」のように「ヤング岩田鉄五郎」を。
曲球(くせだま)の開発、ライバル五利一平との対決、そしてその五利と同じユニフォームを着てメッツ黄金期を築いてきた数々の名場面がたくさんあるはずだ。
対戦相手には、中西球道の実父など様々なキャラの父親を登場させれば盛り上がると思う。
●来週の希望的予想
初球を山田が打つ場面で描かれているスタンドと4球目の打球が飛んだ方向のスタンドの様子を比べると、明らかに4球目はバックスクリーン寄りだ。
となると、まずファールはないとみていい。
次号は巻中カラーなのに、「入ったホームラン!」ではちょっともったいない。
ジャンボがフェンスによじ登り大ジャンプしてでもサヨナラを阻止してほしい。
ドルフィンズの次の投手はサイドスローつながりで荒木新太郎を起用してほしい。
6対6で迎えた11回の裏、東京スーパースターズはツーアウトで三塁に星王、打席には4番山田。
対する新潟ドルフィンズは岩田鉄五郎監督がマウンドに登ったシーンからスタート。
「ドカベン」と「野球狂の詩」の両雄が遂に激突。
初球、「にょほほほほ」の雄叫びで投じられたのは128キロのストレート。
カーブと読んだ山田はバットを止めて見送った。投球はストライク。
2球目、迷いながらもストレートを続けると読んだ山田だが、カーブを打たされライトスタンド方向へのファールに。
わずか2球で肩で息をする鉄つぁん。
3球目はシンカー。ことごとく読みを外される山田。
投球はベースでワンバウンドし、ワンボールスーストライクとなる。
この球をキャッチャーKジローが後逸。それを見た三塁の星王がホームへの突入を敢行。
すかさず、山田が戻るように指示。後逸したと見せかけたKジローのトリックプレイだった。
Kジローが三塁へ投球するも、星王はかろうじてセーフ。
さらに息が激しくなる鉄つぁんの渾身の4球目は、なんとサイドスロー!
しかも鉄つぁんMAXの130キロのストレート。
またしても山田は読みを外されるが、これを強打。
打球はスタンドへ向かって飛んでいくが……?
●鉄つぁんカッコいい!
まさかサイドスローとは!
「野球狂の詩」以外の作品も含めて、鉄つぁんのサイドスローは確か一度もなかったはず。
影丸が対山田用にアンダースローを投げたように、鉄つぁんもここまで切り札として隠し通してきたのだろうか。
水島作品では、岩田鉄五郎は初登場からすでに「ヨレヨレ18番」だったが、当然若いころもあったのだ。
そこで、「野球狂の詩」の新シリーズとして、鉄つぁんの若いころのエピソードも描いてくれないだろうか。
「ヤング島耕作」のように「ヤング岩田鉄五郎」を。
曲球(くせだま)の開発、ライバル五利一平との対決、そしてその五利と同じユニフォームを着てメッツ黄金期を築いてきた数々の名場面がたくさんあるはずだ。
対戦相手には、中西球道の実父など様々なキャラの父親を登場させれば盛り上がると思う。
●来週の希望的予想
初球を山田が打つ場面で描かれているスタンドと4球目の打球が飛んだ方向のスタンドの様子を比べると、明らかに4球目はバックスクリーン寄りだ。
となると、まずファールはないとみていい。
次号は巻中カラーなのに、「入ったホームラン!」ではちょっともったいない。
ジャンボがフェンスによじ登り大ジャンプしてでもサヨナラを阻止してほしい。
ドルフィンズの次の投手はサイドスローつながりで荒木新太郎を起用してほしい。