●祝!センターカラー

ジェームス山田の 能ある鷹は頭隠して尻隠さず-週刊少年チャンピオン2012年1号



週刊少年チャンピオン2013年1号は聖闘士星矢の連載が再開。


一方ドカベンは、甲子園球場での新潟ドルフィンズと東京スーパースターズの対戦が佳境を迎えていた。




6対6で迎えた7回の表、ドルフィンズはツーアウトで二塁に七夕を置き、代打国立の場面から。


里中のインコース攻めに初球、2球目としなやかに見送る国立。


続く3球目アウトコースのスライダーを会心の一打。


打球へバックスクリーンへ向かっていく。




●里中、血迷ったか


国立が登場するとアナウンサーの大平がプロフィールを語り始める。


「ドルフィンズの創設によってふたたび岩田監督に乞われユニフォームを着ることになったのです」




メッツに在籍したことをほのめかす発言だが、今回もはっきりしたことは言わない。


あの国立だとしたら年齢が……、まぁ、それは考えないことにしよう。




そんな国立を見たスターズナインは、「なんという品のよさづら」「ほれぼれするキ」などと見惚れている。


国立の個性を際立たせるシーンだ。


ただ、里中の発言だけは看過できない。


里中「本当にいい女って男なのかもな」


んなわけねぇだろ!!




●小指立てちゃったよ


打席に入り構えた国立の異変に、キャッチャー山田が気づく。


なんと国立は左の小指を立ててバットを握っている。


歌舞伎役者との二足のわらじぶり感満載で女っぽさ全開の国立。


さすがにこれは……。もう笑うしかない。




山田は「強打者は小指を余して持つ打者が多いからな」とフォローしているが、小指立てたら力入らないだろうに。


「野球狂の詩」「ストッパー」でメッツの4番として活躍してきた国立だが、小指を立ててバットを構えたことなど一度もなかった。


無理やりキャラ付けしなくても十分名選手だと思うが、不思議と違和感もない。




●いよいよ3巻発売


この先はどうなるだろう。


ツーベースヒットとなって七夕が生還、さらに後続のジャンボ、Kジローに連打を浴び里中遂に降板か?




さてさて、今日12月7日は「ドリームトーナメント編」3巻の発売日。


まだ登板のない新田小次郎が、すでに投打に活躍している七夕を差し置いて表紙に登場。


ドカベンシリーズ初登場キャラの中では、小次郎が一番大切に描かれているようだ。

ジェームス山田の 能ある鷹は頭隠して尻隠さず-ドカベン ドリームトーナメント編 3巻