週刊少年チャンピオン2013年1号は聖闘士星矢の連載が再開。
一方ドカベンは、甲子園球場での新潟ドルフィンズと東京スーパースターズの対戦が佳境を迎えていた。
6対6で迎えた7回の表、ドルフィンズはツーアウトで二塁に七夕を置き、代打国立の場面から。
里中のインコース攻めに初球、2球目としなやかに見送る国立。
続く3球目アウトコースのスライダーを会心の一打。
打球へバックスクリーンへ向かっていく。
●里中、血迷ったか
国立が登場するとアナウンサーの大平がプロフィールを語り始める。
「ドルフィンズの創設によってふたたび岩田監督に乞われユニフォームを着ることになったのです」
メッツに在籍したことをほのめかす発言だが、今回もはっきりしたことは言わない。
あの国立だとしたら年齢が……、まぁ、それは考えないことにしよう。
そんな国立を見たスターズナインは、「なんという品のよさづら」、「ほれぼれするキ」などと見惚れている。
国立の個性を際立たせるシーンだ。
ただ、里中の発言だけは看過できない。
里中「本当にいい女って男なのかもな」
んなわけねぇだろ!!
●小指立てちゃったよ
打席に入り構えた国立の異変に、キャッチャー山田が気づく。
なんと国立は左の小指を立ててバットを握っている。
歌舞伎役者との二足のわらじぶり感満載で女っぽさ全開の国立。
さすがにこれは……。もう笑うしかない。
山田は「強打者は小指を余して持つ打者が多いからな」とフォローしているが、小指立てたら力入らないだろうに。
「野球狂の詩」や「ストッパー」でメッツの4番として活躍してきた国立だが、小指を立ててバットを構えたことなど一度もなかった。
無理やりキャラ付けしなくても十分名選手だと思うが、不思議と違和感もない。
●いよいよ3巻発売
この先はどうなるだろう。
ツーベースヒットとなって七夕が生還、さらに後続のジャンボ、Kジローに連打を浴び里中遂に降板か?
さてさて、今日12月7日は「ドリームトーナメント編」3巻の発売日。
まだ登板のない新田小次郎が、すでに投打に活躍している七夕を差し置いて表紙に登場。
ドカベンシリーズ初登場キャラの中では、小次郎が一番大切に描かれているようだ。
