週刊少年チャンピオンで連載中の細川雅巳先生の「シュガーレス」がドラマ化されるそうだ。

この作品は、ただただケンカに明け暮れる高校生を通じて、暴力の虚しさを描いている。

ケンカと暴力は違うのだと。


アニメ化はともかく、コミックのドラマ化は得てして別物になりがち。

ファンとしては歓迎しないな。


街中の高校一年生の中で誰が最強かを決める「ランブル1トーナメント」を軸にするならまだ観られるかもしれないが、はやくも懸念材料がたっぷりだ。

今週発売のチャンピオンによると、

・椎葉岳にイケメン俳優

・原作にない女性キャラが登場

だそうだ。


もうこの二つでダメでしょ。

これを「売り」にしようとしてるなら、もうダメでしょ。


女性は、おおかた岳の幼馴染あたりの役柄なんじゃないかな。

恋愛とか友情物語なシュガーレスなんぞ観たくないぞ。


そして、カギを握るのは、荒巻至、通称「シャケ」。

コミックス11巻の表紙を飾る久島高校最強の男。


誰を充てるのか知らないが、この男を原作並みに演じられるかどうかが最重要ポイントだ。

ま、どんな俳優でもシャケを超えられないと思うけどね。


だいたい、常にたばこ咥えた高校生をテレビで流せるのかね。

甘々の「シュガーレス」だけにはしてくれるなよ。

ジェームス山田の 能ある鷹は頭隠して尻隠さず-シュガーレス11巻