組み合わせ抽選も終わり、一気に試合が始まるかと思いきや、またまた新キャラエピソード編に入った。
今回は、「おはようKジロー」の主人公岡本慶司郎が登場。
ドカベンシリーズも「おはようKジロー」も同じ秋田書店だから、登場させやすかっただろう。
バッティングセンターで打っているところを山田が見かけるも、山田はKジローをまったく知らない様子。
Kジロー率いる冠学園は、甲子園初出場初優勝を果たし、Kジローはその原動力として八面六臂の活躍をしたのに。
気になるのはドリームトーナメント編でのKジローの設定だが、山田が知らないならプロには入っていないのだろう。
原作ではKジローが1年の夏の甲子園大会で終わっているから、まだ高校生という設定も可能だ。
その場合、ドラフトも終わっているのにどうプロ入りさせるのか?
そうそう、「おはようKジロー」では千葉チキンズという架空の球団がパ・リーグ存在していた。
KジローはチキンズのマスコットキャラVチキンの着ぐるみに入るアルバイトとして活躍していた。
初登場した今回も、アルバイトをしている発言があったが、もしかして…。
千葉つながりで千葉ロッテにすでに所属していることになっていたりして。
さすがにスーパースターズ入りはないと思うが、もしKジローが入団すれば、サード岩鬼、ショートKジロー、セカンド殿馬の強力な内野陣が誕生する。
これはこれで見てみたい。
ついでに「おはようKジロー」に出てきたライバル選手も登場させてほしいものだ。
地区予選決勝で対戦した、湾岸高校のエース野中。
不知火のような帽子が印象的だった。
甲子園大会初戦で対戦した白桃高校のエース野口桃太郎。
帽子をかぶらず鉢巻をし、トルネード投法の速球派だったが、Kジローにホームランを打たれた借りを返したいはずだ。
甲子園の決勝で対戦した沖縄県の五九男水産の上原5兄弟。
一気に5人分のレギュラーを揃えられるから、水島新司先生が新キャラを生み出す負担が軽くなるぞ。
といっても、5人の中でプロ入りできそうなのは五郎だけだろうけど。
さらに、冠学園の監督をしていた景山絵里もプロ入りさせれば、盛り上がるぞ。
元高校教師の女性選手がどんな活躍をするのか見てみたいものだ。
高校時代のKジローは、山田を超えるほどのスーパープレイヤーとして活躍したが、どの球団に入るのか、プロを相手にどんな活躍を見せるのか、実に楽しみだ。
水島先生、Kジローもたっぷり描いてくださいね。
