2005年、愛知県は愛・地球博に沸いていた。


愛・地球博公式HP http://www.expo2005.or.jp/jp/


僕もちょうど7年前の今日3月29日、一度だけ万博会場に行ったことがある。

ジェームス山田の 能ある鷹は頭隠して尻隠さず-愛・地球博


お目当ては布袋寅泰のライブ。運良く抽選に当たったのだ。


通常のライブとは違い、オーケストラとの競演だった。



出来立てほやほやのリニモに乗り、万博会場へ到着。


トヨタ館やマンモス館など人気のパビリオンは数十分待ちが当たり前。


そんな見どころには目もくれず、一目散に一番奥にあるライブ会場となるEXPOドームの場所をチェック。


ライブの会場時間まで、空いてそうなパビリオンを選んで見学した。



確かフランス館だったと思うが、こんなフレーズを見たことが記憶に残っている。


「地球は先祖からの贈り物でなく、子孫からの預かりもの」


あちこちでいろんなものを食べたはずだが、ベルギーワッフルくらいしか記憶に残っていない。



細々とした時間つぶしを終え、いよいよライブの会場時間になり、EXPOドームに入る。


屋根はあるけど、西武ドームのように壁に覆われていない造りになっていて、風が強烈。


4月間近だが、とにかく寒かった。



客を見渡すと、明らかに布袋ファンもいれば、万博のイベントだから観てみるかの軽い気持ちで来ているご年配の方もたくさんいた。


開演時間になり、「LEGEND OF FUTURE」の生演奏が始まると、EXPOドームは拍手に包まれる。


1曲目は予想通りだった。



その演奏が終わると布袋が登場し、「BATTLE WOTHOUT HONOR OF HUMANITY」を奏でる。


さすがにオーケストラとの競演なので、いつもとは雰囲気が違う。


インストが多く、テンポもゆったりめの曲が続く。


初めは立って観ていた布袋ファンも徐々に座り始める。


ただ、最前ブロックにいたほとんどの布袋ファン達は、ずっと立ちっぱなしだったな。



そのファンをもう一度立たせたのが、アンコールに応えてステージに戻ってきた布袋の一言。


「最後にちょっと温まろうか」


来たーーーーーーっ、「C'MON EVERYBODY」!!!


でも、今まで聴いたことないくらいテンポが遅い(笑)


それでも、暴れ足りず抑圧されていた布袋ファンは、総立ちになり、手拍子に雄叫びにと思いを爆発させた。



このライブは、単独の映像作品でなく、2005年の12月に発売されたベストアルバム「ALL TIME SUPER BEST」に収録された。


自分が観たライブが作品として残るのは嬉しいことだ。

ジェームス山田の 能ある鷹は頭隠して尻隠さず-ALL TIME SUPER BEST


今年の6月18日・19日、布袋は、再びオーケストラとの競演を果たす。

布袋寅泰のHP http://www.hotei.com/index2.html


場所は日本武道館、オーケストラは東京ニューシティ管弦楽団。


宇宙一のロックンロールショーに新たな1ページが刻まれる。