【ネタバレ】寺岡呼人さんのライブの内容、セットリストは8月6日の大阪と同じかもしれません。
参加する人は注意してお読みください。
寺岡呼人さんが大阪と名古屋で地元のバンドと対バンする企画「DESGO」。
第4回となるこの日の対バンは、ライブハウスの推薦を受けた地慕里ジャンクション。
寺岡さんの公式HPはこちら http://www.yohito.com/
地慕里(ちぼり)の公式HPはこちら http://sound.jp/chibori-j/
初めて聴く寺岡さんの曲で驚いたのが「眼」。
なんと老眼をテーマにした曲。
これまで老眼を歌った曲には出会ったことがない。
等身大の自分を素直に歌詞にしたんだろうな。
後半はXジャンプならぬ「Yジャンプ」(「よひと」だからY)があったり、「ハローグッバイ」で手を振りながら「シャラララーラーラ」を客が一緒に歌ったりした。
地慕里ジャンクションはいつものPUFFYを出囃子に登場。
スタンバイするボーカルちぃぼーさんはなんとなくニヤけている。
音源化が待たれる「みにくいアヒルの子」(仮題)で幕開け。
モニターに乗っかるギターはまじさんをはじめ、メンバー4人に熱がこもっているのがよくわかる。
この日は照明も冴え渡っていた。
「パパはヒーロー」の最後のサビ前では白い光がまばゆくフラッシュ。
「変身ラバー」ではこれもサビ前で静かになる「いつかあなたに~」のフレーズでボーカルちぃぼーさんにピンスポットが当たる。
3曲終わって軽くトークに入る。
ちぃぼー「寺岡呼人さんと対バンできるなんて凄いことなんです。
さっきの演奏を後ろで見ていたら、呼吸をするかのように自然でした。
うちらは過呼吸みたいで、見てる方がしんどい」
なんて自虐ネタを話していたが、この後その過呼吸ぶりが早速現実のものとなる。
去年の12月29日以来のバラード「バイバイキング」では1コーラス目にちぃぼーさんのアコギ弾き語りをする。
その後4人で演奏するパートに入ると、演奏が乱れる一幕も。
いつも涼しい顔して歌っているちぃぼーさんもこれにはお顔がテカテカになるほど汗がにじむ。
気を取り直して1stアルバム「幼稚園児ロック」からうんぱっぱのリズムでお馴染みの3拍子の名曲「たまごっこ」。
ちぃぼーさん「こんなに手拍子が温かいなんて久しぶりに感じました。
さっきのはベースのトビさんが間違えたのかと思った。
リハーサルではよく間違えるんです」
などと動揺をしながらもシラっと矛先をトビさんに向ける。
トビさん「なっ、※△?#$%……」
いきなり暴露されてとばっちりを食らうとは、トビさんお気の毒です。
その後地慕里ジャンクションが10月1日(土)、ここell SIZEでワンマンライブをすることを発表。![]()
今回のライブで「重大発表がある」とは公言していたが、2度目となるワンマン開催決定だったとは!
地慕里ジャンクションのワンマンは昨年の6月以来なので期待が高まる。
ワンマンの話題で会場が沸いたのはいいが、ちぃぼーさんが「FMトワイライト」というラジオ番組でパーソナリティをしていることが触れられなかった。
リスナーとしては一言でいいから告知してほしいな~と思う。
PC版 http://www.nhk.or.jp/nagoya-twilight-blog/
携帯版 http://i.nhk.jp/nagoya-twilight-blog/?guid=ON
「アリ」はいつもとアレンジが違っていた。
いつもよりテンポが遅く感じたが、それだけではない。
途中、ちぃぼーさんは普段はこの曲で使わない鍵盤ハーモニカを吹き始めた。
聞きなれたフレーズだな、と思ったら、消臭力 のCMソングだ。
さらに、ドラムキシベさんがすくっと立ち上がり、その曲を歌い始める。
なんだこのアレンジは(笑)
奇襲攻撃に会場は盛り上がる。
その勢いでラストの「牛乳ちゃん」に突入。
アウトロでフロントの3人が両足を揃えて右に左にステップする動きがあるが、始めのうちははまじさんだけが左右逆だったらしく、ちぃぼーさんが無言で指さしして直させていた。
こだわりの振付なようだ。
地慕里のライブが終わり、ボーカルちぃぼーさん、ドラムのキシベさんがステージに残り、寺岡さんチーム4人が合流してのセッションタイム。
機材準備中に、寺岡さんが地慕里ジャンクションの名前の由来をちぃぼーさんに尋ねていた。
ちぃぼーさんの答えはこうだ。
・自分の名前ちぃぼーの「ち」と「ぼ」と入れたかった。
・濁点と「ん」が付く芸人は売れるというジンクスがあるので、それにあやかりたかった。
つまり、このバンド名は発音から決めたものだという。
ここまではファンなら何度も耳にしているが、話の流れでちぃぼーさんが本名をポロっと言ってしまったのには驚いた。
HPなどでは公表されていないので、ここでは内緒にしておこう。
それにしてもいろいろ起こる。
この日は地慕里史上トップクラスのサプライズの多さだった。
そんなやりとりをしていたところ、客席からちぃぼーさんに声援が飛んだ。
誰かと思ったらさっきまでステージにいたはまじさんだ。
ギターを弾いていなくても、しっかりと盛り上げ、おいしいところを持っていく地慕里のムードメーカー。
セッションの曲は「デイ・ドリーム・ビリーヴァー」。
忌野清志郎さんの覆面バンド、ザ・タイマーズによるカバーver.だった。
歌っていた本人がこの世にいないのは、こんなにも切ないものか。
このメンバーでこの曲を聴けるのはおそらく二度とないだろう。
胸にジーンとくるセッションだった。
寺岡呼人/地慕里ジャンクション@ell SIZE 「DESGO! Vol.4」
2011年8月5日(金) 19:10~21:20くらい セットリスト
寺岡呼人
1. スーパースター
2. パーフェクトゲーム
3. 潮騒
4. マルチダ
5. 日々平安
6. 眼
7. ハローグッバイ
地慕里ジャンクション
1. みにくいアヒルの子(仮題)
2. パパはヒーロー
3. 変身ラバー
4. バイバイキング
5. たまごっこ
6. アリ
7. 牛乳ちゃん
寺岡呼人×地慕里ジャンクション セッション
デイ・ドリーム・ビリーバー(ザ・タイマーズ カバー)