名古屋を拠点に活動するバンドkey待望のデビューシングルが遂にリリース。
1. ナツコイ
2. MONSTER
3. 1.2.上海~いーあるしゃんはい~
4. ナツコイ-休日ゆったREMIX-
5. MONSTER-超UHC REMIX-
6. ナツコイ-Instrumental-
どれもアッパーチューンでライブで盛り上がれる曲ばかり。
レゲエのようなゆったり感の4曲目、イントロのクシュクシュ鳴らすギターのカッコいい5曲目はREMIXバージョンとされているが、このCD用に録り直しをしたそうだ。
key(キー)の公式HPはこちら。 http://kwsw.jp/
「ナツコイ」のPVはベース83(やす)のプロフィールページで観られる。 http://profile.ameba.jp/kwsw/
「ナツコイ」レコ発イベントは地元名古屋のPARCO西館前の屋外特設ステージで行われた。
key流にいうと、屋外だからインストアライブならぬ「アウトストアライブ」。
18時過ぎ、僕が到着するとリハが始まっていた。
既に何人かのファンがステージ前に待機している。
ap.(あぷ)様は僕を見つけると「あ、ジェームス」と声をかけてくださった。
いつの間にか顔と名前を覚えられていたようだ。
困ったぞ、この先ライブに足を運ばないと、すぐバレそうだ。
19時にボーカルap.様とMCのDELARYOTA(でらりょーた)がステージに登場。
設備の都合で楽器隊の生演奏はなし。
バンドメンバーが見守る中、カラオケでライブはスタート。
1曲目はタイトル曲の「ナツコイ」。
曲の途中で「あっ、ずる~~~い」というap.様の叫びが夕暮れの空に響く。
DELARYOTAがステージを飛び出し、見に来ていた客の周りをハンカチ落としのようにグルリと練り歩いたのだ。
DELARYOTAがワイアレスマイクなのに対し、ap.様はコード付き。
ap.様は鎖につながれた猛獣のように柵のない檻で吠えるしかなかったのである。
最初のトークはタイアップの告知。
ap.様「この曲は『キングコングのあるコトないコト 』の7月期のエンディングテーマです。
エンディングだけ観てください」
DELARYOTA「バカヤロウ!」
ap.様「あ、いや番組を全部観て、エンディングも観てください」
DELARYOTA「ヒヤヒヤするわ」←真顔だったからネタでなくマジなのかも
2曲目はCDの曲順通り「MONSTER」。
今回のCDの中で一番楽しみだったのがこれだ。
疾走感のあるビートと開放感のあるサビのメロディが抜群にいい。
生で聴くと体内の血が沸騰するかのように熱くなる。
この曲に出会えたからkeyのファンになった大好きな曲だ。
2度目のトークでも暴走は止まらない。
ap.様「こんな小っさいステージだけどタワレコさんにはライブをさせてもらって嬉しいです」
DELARYOTA「バカヤロウ!小っさいって…。ヒヤヒヤするわ」
長袖にネクタイで汗だくのはずのDELARYOTAを涼しくさせるap.様。
一家に一人いたらこの夏は冷房なしで過ごせそうだ。
ap.様「みんなちょっと目を閉じて」
客「?」
何かサプライズのプレゼントでもあるのか?
素直に目を閉じて何が起こるか待っていると、失笑が聞こえ始める。
ap.様が次のトークのネタを忘れ、ポケットから取り出した汗だくのカンペを見ていただけだった
(笑)
3曲目は「1.2.上海~いーあるしゃんはい~」。
7月1日のライブで初めて聴いたが、聴けば聴くほど好きになるゴキゲンな曲だ。
これでもかと言わんばかりに中華料理の名前や中国語が溢れている。
ap.様とDELARYOTAが畳み掛けるように展開する男女ツインボーカルは脳内を麻痺させ考える暇を与えない。
その上サビの「1.2上海!烏龍茶 ハイハイ」では振付もあり、ライブで盛り上がらない訳がない。
これで終わりかと思いきや、最後にもう一度「ナツコイ」。
ap.様「声上げるところ、手を挙げるところをもう一度おさらいして今日の授業はおしまい」
いや~、似合わないセリフだ(笑)
毎日のようにやってるツイキャスでは、結構毒舌ぶりなap.様がこんなかわいいこと言うとは。
ライブとキャスでは本当に印象が変わる女性だ。
1回目よりさらにヒートアップしてライブは幕を閉じた。
keyよ、デビューシングル「ナツコイ」リリースおめでとう!
全国ツアーの成功を祈ってるぞ。
key@名古屋PARCO西館野外特設ステージ デビューシングル「ナツコイ」レコ発アウトストアライブ
2011年7月13日(水)19:00~19:30 セットリスト
1. ナツコイ
2. MONSTER
3. 1.2.上海~いーあるしゃんはい~
4. ナツコイ
おまけ
a.p様のツイキャスは時折変態様の巣窟と化す。
類は友を呼ぶのだろう。
健全なトークを期待する少年少女は覚悟して観にきてほしい。