7月13日に待望のデビューシングル「ナツコイ」をリリースするkey(旧名key with Society Workers)。
リリースに先駆けてプレリリースパーティーと銘打ってライブが行われた。
keyはまもなく結成1年になる名古屋を拠点とするバンド。
女性ボーカルと男性MCにギター、ベース、DJの5人。
ツインヴォーカルとポップなメロディが実にいい。
詳しくは公式サイト。 http://kwsw.jp/
この日の出演バンドは5組。
1曲目いきなりのタオル曲。
keyのタオルはでかいから調子に乗ってバンバン振り回していたら、あっという間に手首に疲労感が漂い始める。
一方ボーカルのap.様(あぷさま)は客の回すタオルに「涼しい涼しい」と御満悦。
続いて「MONSTER」。keyの楽曲では一番好きな曲。
昨年の11月のライブの時、さっきのタオルのおまけでデモバージョンのCDが付いていたので迷わず買った。
「ナツコイ」のカップリングに収録されるので、ようやくCDフルコーラス聴けるようになる。
3曲目には新曲「1.2.上海~いーあるしゃんはい~」を披露。
ap.様「サビで振付があります」といって最初に解説をし始めた。
ニーハオ→ ピースサインで手を天に向かって突き上げる
上海→ チョキチョキと人差し指と中指をくっつける
ウーロン茶→ 首の高さに手首が来る位置で水平に回す。
決めにグーの形から親指と小指を立てる(キャッチャーが「ツーアウトだ。しまっていこう」という時の形でクイクイっと2回ヒネる。
その後HYBRID STATICEと一緒に練習したタイトルコールをすることに。
key「“ナツ”に“コイ”して」
客「ワチャちゃちゃちゃ~!」
key「喉が渇いたら」
客「烏龍茶!」
key「みんなとス・テ・key」
客「ツアー」
肝心なバンド名「key」のところは客に言わせようとしないところにap.様のSっ気が垣間見える。
4曲目にバラード「声」。
途中で涙するap.様。それに釣られてもらい泣きしそうになる。
曲後DELARYOTA「こいつ泣いとったよ」とツッコまれる。
ってことは珍しく泣いた、ということか?
貴重なシーンだったようだ。
ap.様は「名古屋チェ・ジウと呼ばれています。嘘泣きです」と照れ隠し。
それにしても、ap.様はツイキャスの時とはずいぶん印象が違う。
ツイキャスでは就寝直前のオネムな時間帯のせいか、基本的にテンションが低く、「ウザい」だの「キモい」だのネガティブワードを連発することも多い。
ところが今日は、「嘘泣き」以外は終始笑みを絶やさない。
どちらも本当のap.様なのだろうが、笑顔の方が魅力的なのは言うまでもない。
残り2曲も一気に駆け抜け本編終了。
メンバーがステージを去るのを待たずに手拍子が起こる。
ap.様も去り際に手拍子を4つほど鳴らし、アンコールを催促。
まもなくメンバーがステージに戻り、残された1曲「ナツコイ」を披露する。
DELARYOTA「ナツコイのリリース記念とか言って本編でやらないのがやらしいでしょー」
ap.様「keyを観に来た人もそうでない人も一つになって帰ってください」
この曲はメンバーのブログでPVを観ることができる。
ベース83(ヤスと読むそうだ!)
keyはまだ正式なCDリリースもなく、僕としては3回目のライブなので、タイトルがわからない曲が4曲も。
終演後ap.様と話したときに「恋」だけはタイトルを教えてもらったが、さすがに1曲目と5曲目と6曲目も教えてくれとは言えなかった。
次回はライブ中に曲名の紹介もしてほしいぞ。
この先、keyは「ナツコイ」の発売日7月13日にタワーレコード名古屋パルコ店でのインストアライブ、7月15日からの全国ツアーを控えている。
ビッグになって帰ってきてほしい。
先が楽しみなバンドだ。
key「ナツコイPRE RELEASE PARTY」@DAYTRIP
2011年7月1日(金)17:30~21:10頃 (keyは20:40~21:10頃) セットリスト
1. ???
2. MONSTER
3. 1.2.上海~いーあるしゃんはい~
4. 声
5. ???
6. ???
アンコール
7. ナツコイ