中部地域のみで放送されている「FMトワイライト」。

番組HPはこちら。http://www.nhk.or.jp/nagoya-twilight-blog/

2011年度初の公開録音が行われた。


今回の開催地は愛知県西尾市。

今年の4月に幡豆郡の一色町、吉良町、幡豆町と合併した記念に選ばれたそうだ。

抹茶の生産がさかんなだけに名鉄西尾駅の改札を抜けると緑のポストが出迎えてくれる。

ジェームス山田の 能ある鷹は頭隠して尻隠さず-緑のポスト?

よく見ると、手紙を入れる穴がなくただの看板のようだ。


今回収録したのは7月4日(月)、6日(水)の2日分。

オンエアされる部分は放送を聴いてもらうとして、会場でしかわからない様子をレポしてみよう。


開始直前に着いたからかなり後ろの席になってしまった。

後ろ2列に若干空席があったが、キャパ1200人の会場はほぼ埋まっている。


例によって、本番前に、開催地の市長とNHK豊橋支局長のあいさつ。

支局長の話によると、

・今年度の公録は2回の予定(残り1回はいつで、誰が担当だろう♪)

・今回の公録の応募の競争率は3.7倍

だったそうだ。


ごあいさつの後、2回ほどスタッフさんによる拍手の練習が終わると、遂に我らが素敵人間コンビ、ちぃぼーさん崎山さんが登場。

ちぃぼーさん「西尾市の素敵人間の皆様方、こんにちは。

今日は暑い中足を運んでいただいてありがとうございます。」

1200人の選ばれし観客から歓迎の拍手が起こる。

ちぃぼーさん「ありがとうございます。拍手の練習をしたばかりなので上手ですね」

いきなり爆笑を取るところはさすが番組6年生。貫禄の司会ぶりだ。


ちぃぼーさん「FMトワイライトを聴いたことがある人は何分の一くらいでしょうか?」

なんちゅう聞き方だ、と思ったがとにかく手を上げてみた。

!?!?

日本野鳥の会が出るまでもない。

僕の視界には手を挙げてる人が両手で余るほどに見えた。

今回はリスナーよりゲスト目当ての人が圧倒的に多かったようだ。


ちぃぼーさん「NHKのパーソナリティとしては不安定だなって思うかもしれませんが、私たち今年で番組6年目です」

崎山さん「バラしちゃうんですね」

ちぃぼーさん「えへへ。でも皆さんが思ってる以上に大丈夫だと思います」

謎の自信たっぷりのトークで軽い笑いを誘い、二人はステージ下手のテーブル席に着く。

会場から見て右が崎山さん、左がちぃぼーさん、その左にキュー出しするスタッフさんがいる。

さらにちぃぼーさんのおしゃべりは止まらない。


ちぃぼーさん「西尾市の市長さんはカッコいいですね。想像以上にカッコよかったです」

崎山さん「どんな想像してたんですか(笑)」

ちぃぼーさん「クールビズの話をしてましたが、頭もクールビズだと思ってました」

言いたい放題だ。

今日のちぃぼーさんはプチ毒舌キャラが前に出ている。


既にいつものオープニング以上のボリュームのトークがあったが、いよいよ本番スタート。

収録は6日(水)崎山さんの日が先だった。


前半はゲスト松原のぶえさんの歌、トークをたっぷりと。

崎山さん達の生演奏の時間がやってきた。

ステージ中央に二人が移動し、楽器の準備をする間は一旦収録が止まる。

崎山さんが「じゃーーーん」とヴァイオリンを掲げると会場からどよめきと拍手が起こる。

大半がリスナーでないと証明された瞬間だ。


注目すべきはちぃぼーさんの発言だ。

ちぃぼーさん「私は地慕里ジャンクションというバンドをやってますが、以前はギターの弾き語りをしていました。

今は演奏の上手なバンドを引き連れてやっています」

耳を疑った。

ちぃぼーさんが地慕里のメンバーをほめている。

この発言が電波に乗らないのが実に残念だ。


この演奏は水曜日の収録なので主役は崎山さん。

曲名は内緒にしておくが、早ければ29日(水)の番組で崎山さんかリスナーさんがバラすかも。


1本目の収録が終わり、続けて2本目の準備に入る。

ところがシルバーな客が多いせいか、会場のあちこちで席を立ち勝手にトイレタイムにしてしまう。

スタッフさんのカウントダウンとはうらはらに、ざわめきは加速していく。

崎山さん「み、みなさーん、30秒前ですぅー。大丈夫かしら……」

とても始まる雰囲気ではなく、焦る崎山さん。あせる

やむなく静まるまで開始を延ばすのであった。



4日(月)収録分のゲストは鳥羽一郎さん

登場の貫禄が凄い。

遠くからでも安岡力也並みの迫力を感じる。

歌声の衝撃もズシリ来たぜ。


2本目のパーソナリティ生演奏はちぃぼーさんが主役。

ちぃぼーさんが提案した曲は崎山さんも候補に考えていたそうで、すぐにその曲に決まったそうだ。

さすがエフトワ6年生コンビ、以心伝心の仲良しぶりだ。


ちぃぼーさんは歌う前に水で喉を潤す。

軽く緊張感が伝わってくる。

さらに譜面の位置を調節しているときにハプニング発生。

足元に置いたペットボトルを倒し、水をこぼしてしまった。汗

この様子も電波に乗らないだろう。

見られた人はラッキー♪音譜


選曲も演奏も良かったが、切なそうに歌うちぃぼーさんの表情も印象的だった。

オペラグラスを持っていって大正解。

崎山さんの「よかったですよね」に会場からも拍手が起こる。

崎山さん「弾いていてはぁ~~っとなって、ヴァイオリンを弾くのを忘れそうでしたというコメントもうなずける。


収録が一通り終わり、チェックを待つ間鳥羽一郎さんとちぃぼーさんとのトークでつなぐ。

ちぃぼーさん「やりにくいパーソナリティですみません」

鳥羽一郎さん「ちぃぼーさん、アンタのキャラは最高だよ。ストリートライブやってんだってね」

ちぃぼーさん「はい。鳥羽さん目指してガンバります」

明らかに適当に答えている(笑)

今回の公録はちぃぼーワールド炸裂だったよ。

リスナーさんはオンエアを楽しみにしていてほしい。



これで終わりと思いきや、最後の最後になんと剣持雄介さん 佐倉ユキさん が登場!!!

今年の新人パーソナリティのごあいさつだ。


ユッキー「みなさん、こんにちは。私の地元あま市も合併したので、合併した西尾市に親近感を持ってやってきました」

おいおいおい、普通のあいさつじゃないかーーーーー!

「ちゃおっす」はどうした!

前にもブログで書いたが、「ちゃおっす」のないユッキーは「おいっす」のないいかりや長介みたいなものだ。

もし言ってくれたら、たった一人でも「ちゃおっす」返ししてやろうと構えたのに…。

困ったやつだ。


一方のもっちーはちぃぼーさんのいきなり民謡歌っちゃいなよのフリに、一歩前に出る。

もっちー「では佐渡おけさを一節。はあ~~~~……。ありがとうございました」

本当に一節だけだったが、本物の民謡に会場は沸いた。


残念ながら名古屋でのライブのため駆けつけられなかった粥川なつ紀さんは名前だけ紹介。

ちぃぼーさん「粥川さんは20時から第2部のライブがあるそうです。

まだ間に合うと思うので、この後名古屋へ行かれるアグレッシブな方はぜひ行ってみてください」

アグレッシブの使い方がおかしい気がするが、まあいいか。

それにしても、クリスマスウェーブ前に4人のパーソナリティが揃ったところを見られるとは思わなかった。

番組ブログに載せてほしいぞ。


帰り際に近くにいた人が「ちぃぼーさんはおもしろい娘だね~」と言ってたのが耳に残っている。

これを機会にぜひともリスナーさんが増えてほしいものだ。