岐阜のビッグバンド「ゴージャス☆モンキーズ」
http://www.geocities.jp/g_monkeys/

4月16日(土)、ラジオ「FMトワイライト」のパーソナリティ粥川なつ紀さんが参加しているので初めて聴きに行った。

ゴーモンのメンバーはプロもアマも学生さんもいる。

新婚さんも入れば、新しい命を宿している人、さらには独身に戻った人もいるとか。


会場は岐阜市の「club G」。

初めて来たのはD'ERLANGERのライブだった。

あの時はベースSEELAのピックを拾えたっけな。

僕にとっては縁起の良い箱だ。


それはさておき、ゴーモンのライブは開場が30分近く遅れた。

ちょっと冷えたぞ。


ビッグバンドを聴くのは初めてなので、後ろの席に座ることにした。

開演10分前からスクリーンに粥川さんのPVが流れる。

客席の男性の視線が釘付けになったのは言うまでもない。


開演予定の19時となりメンバーが登場し、いよいよ演奏が始まる。

するとフロントのサックス奏者達が演奏の手を休め何やら踊り始めた。

どうやらこの曲ゴージャス☆モンキーズのテーマソングらしい。

猿っぽく手を頭と顎に交互に動かしたり、ゴージャスっぽく目の前で手をヒラヒラさせたりと振り付けをあるのだ。


ポカーンとしていると、客全員に振り付けをやらせようとする。

客を傍観者にさせる気はないようだ。

ライブはステージと客席の一体感が必要だ。

もちろん喜んで踊ったさ。

むしろ立ってやりたかったくらいだ。


その曲が終わると、リーダー野々田万照さんが登場。

間近で見たのは初めてだったが、もっと年配の方だと思っていた。

勝手にミッキー・カーチスのイメージを持っていたが、哀川翔の方が近かった。


この万照さん、サックスを吹くより踊ってる時間の方が長かった気がするな。

だが奏でるサックスの音にはオーラを感じた。


このバンド、アンコールが個性的だった。

第2部というより二次会。

早い話カラオケ大会。

万照さんや女性メンバーが北国の春やら赤いスイートピーやらメドレーで歌うのだ。

サックス吹いてるより気持ちよさそうな恍惚の表情を見せる。


なんだこりゃと思っていたら、トドメに被り物をした男性メンバーが現れた。

ピンク、白、緑のお花見団子を被り、顔にはおしろいが塗られている。

あの姿で演奏するのか?と思ったら、演奏そっちのけで他のメンバーの顔にベビーパウダーを塗るイタズラを仕掛ける。

真面目に吹いていた粥川さんは不意打ちを喰らって笑い転げる。

客よりもメンバーを笑わすのに力入れてるようだ。


嫌いじゃないねぇ~、こういうの。

次回は最初からアンコールでもいいくらいだ。