なるべく早く行くようにと、大きな病院へ紹介状を書かれた
肛門、残せないかも…と言われたけど、その時は人工肛門がどんなものか知らなかった
家に帰って調べて…、もう終わった…
と思った人工肛門でも明るく仕事してる人のブログ見たりしたけど…、やっぱり、無理…嫌だ~

そして、大きな病院で大腸の内視鏡検査、その先生は、他の人の2倍時間をかけて、とてもよく診てくれた
そして、他の人はしてなかったのに、私には検査後、説明してくれた…
マスクをしていたので、分からなかったけど、めっちゃイケメンで、ヤベ~こんなイケメンだったんだ…(@_@;)と恥ずかしくなった
『Hクリニックさんでも検査されたんですけど、こちらでも検査させていただきました、よく診させていただきました、これだけ大きいと、一部癌化してる所もありますが、浅そうな感じです、Y先生の外来で今後の治療方針についてお話があるかと思います』って、とても穏やかな口調で、優しく丁寧に説明してくれた
失意のどん底にいた私に、肛門残せるかも!と希望が…

そして、手術するなら、あの先生がいいなぁ…と思った…
でも若そうだし…Y先生が担当だし、そんな事ないなと思った
その後、切ってみないとわからないって事で、とりあえず局所切除する事に…
腫瘍を内視鏡で取るか、外科手術で取るか…内科の先生の外来に行ったけど、無理だって事で、また外科の外来に行った
Y先生は、内科に無理だと言われたので、『ま、しょうがないよね、じゃあ手術の予約して行って、今混んでるから、もしかしたら来年になるかも、なるべく早くって言っとくから
』とY先生…いつも軽いな~、手術大丈夫かな?
「言っておくから」って誰に?事務の人?と思った
ベット待ちのまま10日ぐらいたった頃…
病院から電話があった
『T病院のSです、どうも~』 誰?σ(^_^;)?
『急なんですが、来週の火曜日に入院出来れば、水曜に手術出来るんですけど、大丈夫ですか?
ダメだったら、来年の中旬になっちゃうかな…』
その日は金曜日だったので、本当に急だったけど、会社に言ってあったし、大丈夫ですと答えた
S?内科の先生ではないし、誰か分からなかった
入院した日、病室に着いたら担当の看護師さんから、色々説明を受けた
「主治医はH先生で、S先生のチームで診ます、下半身だけの麻酔です」
全身麻酔だと思っていたから、よかったと思ったけど、全部聞こえちゃうんだ…、それもどうかな

Y先生は手術しないんだ、だから言っておくって言ってたんだ~Y先生、何にも言わないんだもん

夕方、早めにシャワーに行って、病室でドライヤーをかけていたら、先生が入って来て、手術前の説明に来たみたいで、『ご家族の方は?』「5時頃来るって言ってましたけど…」『あ、そうですか…じゃあ来られたら、声かけて下さい』
誰だか分からなかったけど、イケメンだと思った…
うちの親が言っていた時間より一時間ぐらい早く来た…
何を聞いていたのか、バカオヤジ…

で、だいぶ待たせてしまったのに、『遅くに来ていただいて、すいません』と逆に謝る先生…

『検査の時は、よく診させていただきました』
やっぱり…、イケメンだと思ったら、あの先生だった顔はよく覚えてなくて(^_^;)
検査の時の画像を見せながら、両親と私に説明
親が「早く言わないから
もっと早く病院行ってれば」と怒りだした時、先生がすぐに『いや、女性の方ですと、なかなか来れないのは当然です』ってかばってくれた
優しぃ~

もはや私に手術の不安など全くなかった
