あみぃ のブログ -19ページ目

あみぃ のブログ

基本好きなことや思いついたことを書いてます。

仮面

一英は続く渋滞に頭を悩まし、車を近くのデパートの端に止めて歩いて行くことにした。
こんな時間に混んでいるなんておかしいだろう。
なんて一英は思っていたが、信号を見てその理由が分かった。
なかなか変わらない信号に凄い渋滞になってしまっている。
こんな時間でも動く奴等もいるのか。
いや、なんだこの違和感…。
東京タワーのまだ中にも入っていないのにこの車の量に、人通りも深夜にしてはぼちぼちいる。
まるで東京タワーの周りを誰かが包囲網しているようだ。
周りを見回しながら行くと、どうも車にいる人物達は東京タワーを見ている。
すると、消えていた東京タワーの電気がついた。
「何だと!?」
その瞬間、取り囲んでいた車がライトアップする。
警察か?いや…何か変だ。
空中にヘリの音がし、上を見上げるとヘリが三台ある。
「まっ…待て!あいつ等を捕まえるのは俺だ!」
一英は、急いで東京タワーに走って行く。
すると、隣に誰かが走ってくるので、横目で見ると真っ赤な般若の仮面の黒いマントを被った男が、俺の隣を走っている。
「うわっ!ってお前!OREHだな!」
咄嗟に捕まえると、「キャーっ!!」
「え!女っ!?」
一英がビックリして、思わず手を緩めた瞬間、目の前の東京タワーの支えの部分を走って行く。
「嘘だろ…」
もはや神なみの行動に唖然として下から様子を見る。
走った時靴の先端に何か強力な粘着質なものが着いているようだ。
まぁ。なんと発明家なものだ。
これを現代に発表してもらいたい。
一番上を目指して急いで東京タワーの中に入る。
閉まってはいなかったので中に入ることは案外簡単だった。