菜の花畠に 入り日薄れ
見わたす 山の覇 霞ふかし

春風そよふく 空を見れば
夕月かかりて におい淡し

里わの火影も 森の色も
田中の小路を たどる人も

蛙のなくねも かねの音も
さながら霞める 朧月夜



今日は十三夜です。朧月夜ですがニコニコ


十三夜



俗に8月15日は芋名月と称し、芋(さといも)を煮て食べます。

9月13日は豆名月と称し、莢豆(さやまめ)を煮て食べます。



湿気の多い日本の気候では
(中秋の名月より)晩秋のお月様の方が
よりくっきり見えるという発見と、

完全より少し足りないものを
面白しとする美意識から生まれた
日本独自の風習です。