スターウォーズepⅤ[帝国の逆襲]で沼に落ちたXーwingをフォースを使って引き揚げる名場面より。
(関係ありませんが、シリーズを通してこの『帝国の逆襲』は1番好きです。)
☆其之四☆
LUKE
「Master, moving stones around is one thing. This is totally different.(マスター、石を動かすのとは別です。まったく違いますよ。)」
YODA
「No! No diffelent! Only diffelent in your mind. You must unlearn what you must have learnd.(違わん!おまえがそう思っておるだけじゃ。固定観念を捨てるのじゃ。)」
※Xーwingは小石を動かすのとは全然違う!とルークが言い訳したのを受けて。固定観念に捕われずにという事。
これとはちょっぴり違いますが、固定観念に囚われずにということに関して、
小説版で、
ヨーダが投げた金属の棒にかすりもせず、空振りしたルークは「I can't,(とても無理です)」「...too tired.(疲れがひどくて...)」「I thought I was in good shape.(体調さえ万全なら)」などと言い訳します。
それに対してヨーダは、
「Yes, but by what standard, ask I? Foget your old measures. Unlearn, unlearn!(なにを基準に判断しておるのだ?いままでの尺度はいっさい忘れろ。頭をからっぽにするのじゃ、よいな!)」
新しい事を学んでいるのですから、過去の常識で考える事はナンセンスなわけです。ですが、やはり、なかなかできません。
『過去の常識にとらわれず、いま1度見直してみよう。』と松下幸之助氏もおっしゃっています。
☆其之伍☆
LUKE
「All right, I'll give it a try.(わかったよ、やってみるよ。)」
YODA
No! No try not. Do. Or do not. There is no try.(やってみる、ではない。やるかやらぬかだ。試しなどいらん。)」
※試しにやってみる、という姿勢では甘えが生じる。常に真剣に臨めという事。
決して、try(やってみる)ということが悪いのではありません。
ヨーダはこうも言っています。
LUKE
「Listen, friend, we didn't mean to land here. And if I could get my fighter out of this puddle I would, but I can't. So—(そもそも、こんなところに着陸するつもりはなかったんだ。沼から機体を引っ張り上げたいけど、とても無理だから—) 」
YODA
「Can't get your ship out? Have you tried? Have you tried?(無理じゃと?やってみたのか?1度でも試してみたのか?)」
出来ない!無理だ!と言い訳ばかりするルークに対して、なぜそう決め付けるのだ?試してみたのか?おまえはいつもそうだ。何を学んでいるのだ。と叱るヨーダ。
そこでルークは、わかったよ、やってみるよ。といってしまいます。
(出来るかどうか)やってみるというおよび腰では、出来るものも出来ません。やるからには、常に真剣に臨めということなのです。
現実社会にも初めから「え~っ、そんなの無理だよー」と言う人はいると思います。
すべては
ヨーダの教え☆其之壱☆
That is what you fail.
(だから失敗したのだ。)
※初めから『無理だ』と決めてかかっては、出来るものも出来ない。
『出来る』と信じることが大切という事。
に集約しているのです。