キム・ヨナさんはとっても素晴らしく、彼女にケチをつけるつもり微塵もありませんことを、最初に言っておきます。
 
 
【功夫】練習・鍛錬・訓練の蓄積の意。
 
 
 
キム・ヨナ選手の五輪でのスケートは完璧で、ほんとに素晴らしかったです。ものすご長音記号1く練習をしたんだろうなと、思います。
 
まぁ、出場する選手のみなさんそうでしょうが、それよりも、何倍もしたに違いありません。
 
 
 
 
 
ジャッジが彼女にだけ高得点をつけるのが、イマイチ納得がいかないのです。
 
 
 
 
 
 
参考までに、演技・構成点を、およそ1年前の09年の4大陸選手権と世界選手権、今回のとで比較して、整理したいと思います。
 
 
 
 
 
まずは、キム・ヨナ選手
 
    4大/世界/五輪
スキル:7.6/8.45/9.05
つなぎ:7.1/7.75/8.60
演 技:7.65/8.5/9.15
振 付:7.55/8.05/8.95
調 和:7.65/8.15/9.10
 
 
 
 
 
次に、ロシェット選手。
 
スキル:7.31/7.55/8.60
つなぎ:7.0/7.35/8.30
演 技:7.25/7.7/8.55
振 付:7.55/7.85/8.65
調 和:7.65/8.15/8.70
 
 
 
 
 
そして、浅田真央選手
 
スキル:7.4/7.75/8.55
つなぎ:6.85/7.15/7.85
演 技:7.2/7.6/8.50
振 付:7.25/7.64/8.45
調 和:7.25/7.55/8.55
 
 
 
 
浅田さんはミスがありましたが、ロシェットさんと、まぁ、拮抗して、ポイントを伸ばしているのが、お分かりいただけると思います。
 
それに較べて、キム・ヨナ選手は伸びしろが半端ないショック!ショック!
 
4大陸と世界選手権の間は、僅か1ヶ月です。すごすぎます。それから一年で更に1点ずつ伸ばしてきています。
 
これは、難易度の高い演技に挑むよりも、全体の完成度を高める作戦が成功したからでしょう。まさに功夫が満ち足りています。
 
このままいけば、来月トリノでの世界選手権で、10点台がでるんじゃないかと、今から、とっても楽しみです。(にしても彼女だけ加点が尋常じゃないんだよねーガーン
 
 
 
 
 
参考までに、男子、メダリストのフリーの得点も載せておきます。
 
高橋くんは、演技・構成点では、1位だったんですよニコニコチョキキラキラ
 
 
 
 
    ライ/プル/高橋
スキル:8.20/8.40/8.55
つなぎ:7.95/7.25/8.15
演 技:8.50/8.80/8.50
振 付:8.35/8.20/8.40
調 和:8.40/8.75/8.65
 
 
結論とまではいかないけれど、キム・ヨナ選手の演技は去年から、あんまり変わらないように見えても、その功夫はかなりそうとうなものだったのです。
 
審査員の方々は、それを一分の隙なく見分けられるのです。
 
 
そういえば、『1番にならなきゃいけないんですか?2番じゃ駄目なんですか?』と言っていたのは、このことだったのかもと、思う今日このごろです。
 
 
 
まぁ、終わった事にあれこれいってもしかたがないし、なにより選手を汚す事になりますしね!!(^▽^)くつひも
 
 
あしたは、メダリスト達によるエキシビションです。
 
その素晴らしい演技を楽しもうではありませんか!!ヽ(´▽`)/
 
 
 
アイスホッケー決勝はカナダvsアメリカだそうです。これも、いろんな意味で、楽しみですね(゜▽^*)
 
 
May the Force be with you !!