麻見和史 「罪過の代償 警視庁文書捜査官」(角川文庫)

 

かつては「倉庫番」と揶揄され(一部の人からは未だにそ~呼ばれてるが)、未解決事件などの資料整理が主な仕事だった「警視庁捜査1課文書解析班」だが、過去の様々な因縁凄惨な事件を解決した来たコトにより、周囲の評価も次第に⤴⤴っていたスター

今回は、拷問を受け散々いたぶられた後に考察された派遣会社員が発見され、部屋には《room made up》と印刷されたカードが遺されており、現場からはSDが持ち去らていた

臨場した鳴海理沙ら解析班は捜査に当たるが、次々と新たな・そして同様の被害者が・・・

被害者に共通した事項とは一体はてなマークそして犯人の目的とはッ??

文字に固執していた不器用な警部補・鳴海理沙率いる「文書捜査官」の第一部のFinale乙女のトキメキ

 

 

近年の個人的な「お気に作家」と言えば、第一は麻見になるグッ

前のyahooブログで始めた頃に出会ったのだが、とにかく面白くて実に好みで惹きこまれて、例によって過去作を「BO」で集め、新刊が出るとその度に購入してきた

なので付き合いとなると、’17~となるので結構長くなっている

その中でもこの「文書捜査官」シリーズも、「警視庁殺人分析班」シリーズ(講談社文庫)と並ぶ、麻見の看板モノである

ヒロインは、文字文章に異常な拘り探求心を見せる、警部補の鳴海理沙で、その下には捜査1課で若手刑事としてバリX2活躍していたが、捜査中の負傷により「倉庫番」へとリハビリがてら異動した矢代の二人がタッグを組み、偏執的なシリアルキラーと対峙する・というのが基本的なストーリー

更には中盤からは≪身長179・9㎝≫の張りきり巡査の夏目が・ITオタクの谷崎など、異才な面々が放り込まれ・もとい()結集し、卑劣な犯罪に立ち向かってきたのだが・・・

シリーズが進むにつれ、鳴海の個性的なモノが払拭されて消えてしまい、ストーリー上の擽りというか楽しみがなくなってしまい、更には肝心の犯行現場に遺される「ナニかしらの文書」も段々と特異性が減ってきてしまい、「文書捜査官ならでわッ」感が薄れてしまってきた感じがしているガーン

今回の事件に於いても、前作からの「惹きキャラ」が登場したりと工夫はされているが・・・と言う感じがするので、ココで一旦シリーズの幕引きを図るのは正解じゃないだろうか

そして新たな面子やキャラを登場させ、新たな舞台で「文書捜査官」の皆なが活躍する新たな世界を楽しみたいと思っている

なので・・・センセ、頼みますよお願い

 

 

「愚者の檻 警視庁文書捜査官」(角川文庫)

 

古新聞に頭部を包まれ、口中に13本もの『仁』の金属活字を押し込まれた遺体が発見された

早速、業績を上げ始め、自分達も周囲からの評価も意気も好調な鳴海理沙率いる「文書解析班」にも出場要請が届くッ

理沙は残されていた古新聞に載っていた、傷害致死事件の犯人に面会する為収容されている刑務所へ出向く

一方、「文書解析班」を目の敵にする岩下管理官から、念願の捜査1課への復帰を持ち掛けれら矢代は動揺する・・・

遺された「仁」に秘められた哀しい謎と事実に挑む、シリーズの第6弾ベル

 

本作は書下ろしで文庫化はH1の11月という、いつものルーティンからは少々外れた作品

毎年、大体3~4月に刊行されるのが常なのだが、確かこの年明けから念願のドラマ化が始まるってんで特別に早めに出したんじゃなかったのかな カドカワなんでお得意にメディアミックス的な感じでニヤリ

だもんで、まだギリココでのブログを始めてなかったのでコレもモチロンUpしていない訳で、丁度シリーズの第一部も完ってコトなのでタイミングもバッチグーだったりしてますナ

班の責任者である財津との因縁がある岩下管理官や、更に彼女の上司である小野塚理事官が、彼女らの班を解体しようと色々と画策してきたり、矢代を引き抜こうをしたりと、モチロン、異様な殺人事件の解決がメインなのだが、裏での攻防であったり、身長が「自称179・9cm」と言うのがコンプレックスな(女性としたら180㎝Overというのはナカナカ・・・なんでしょうなぁウインク)乙女系チック&腐女子系の夏目巡査の愛らしさ全開の趣味が披露されてたりと、擽りの楽しみも混ぜられている

今作では金属活字が重要なテーマの1つとなっている

今の若いコらにはPin!と来ないかもしれないが、以前は活字を組んで文章や新聞などを印刷しており、地元のローカル新聞の営業だが、かつて勤めていたコトもある私にとっても、馴染み深いアイテムだったりする

そんなコトもあり、充分に堪能し楽しめた作品であった照れ

 

と、ココまで書いたが、4月からドラマ化のシーズン3が始まっていた

というのを知らずにいて、たまたまTVを観てたらCMが流れてて、第3話から視始め録画したのだが・・・知らんかったぁ~ ヒロイン主役の片割れが変わってるッはてなマーク

イマドキのコには疎いんで、彼女のコトは知らないのだが・・・過去2シーズンは録画して保存しているのだが、ど~しても違和感が拭えんのよッ絶望

尤も、当初っから原作とはキャストが大幅に弄られているんで、鳴海理沙=鈴木京香にはだったし、矢代朋彦=波留って、性別も変わってるジャンびっくり

と、抵抗があったんだけど、まぁ~波留は可愛いんで許してたんだけどラブラブ、今回はサスガに・・・って感じで、録画したのを観たが馴染めずにいて、結局以降のは録画すらしてないんですワ驚き

ってコトなんですが、一応「貼り」だけはしておきますかぁ笑ううさぎ