こんばんは。
ピアニストの石田裕美子です。





5月7日、8時31分


大学時代の友人が
天に召されました。




音大進学を決めたのも
ピアノ科を選んだのも


引き出しを増やすため。
色んな角度から
自分のパフォーマンスを上げるため。


キラキラした笑顔で 
そう語っていた彼女は
卒業後、ニューヨークで活動していくことを
選びました。








シンガーソングライターとして
ヴォーカリストとして


そして、ヴォイストレーナーとしても。




マディソンスクエアガーデン
アポロシアターなどの大舞台や
日本大使館邸で演奏されたり


ブロードウェーのオーデションを受ける
学生さん達への指導もされていたとか。


眩しいほどの活躍ぶりを知った時は
自分のことのように嬉しくて


そうそう!
凄い力のある人だよね!!と
誇らしくも思った。








彼女の音楽は
これから もっともっと
広がっていくと思っていたのに。


必要としている人が
たくさんいるのに。




澄んだ 美しい歌声を聴くことが
もう出来ないなんて。


もう逢えないだなんて。


あまりに早すぎるよ。








でも…




人一倍 努力家で
芯の強さと あたたかな真心を持つ彼女は


自分の望む道を
どんな時も前向きに、精一杯歩んだ。


人として、音楽家として
多くの人へ
愛と幸せ、勇気を届けてくれました。


短くても、充実し
輝きに満ちた人生だったに違いありません。




みさ、お疲れ様。
本当に ありがとうね。


姿は見えなくなっても
あなたの音楽は ずっと そばに。


みんなの心の中に 在り続ける。


あなたが命がけで届けてくれた想いを
大事に大事にしていくから。









そして、私も。


何かを届けていけるように
しっかり生きていくからね。




最期に逢いに行けなくて ごめん。


天国へ旅立つ あなたへ…


明日、ピアノの音色が
どうか 届きますように。










最後まで お読みくださり
ありがとうございます。