夜行日帰りで尾瀬に行ってきました。
尾瀬を訪れるのは30年ぶりでしょうか。

尾瀬は東西約6km南北3kmの面積およそ8690ha、
本州最大の湿原です。

キスゲが今が盛りとあちらにもこちらにも
群れを成してさいていました。
尾瀬の風景を写真に撮るとどれも同じような金太郎飴のようになってしまいます。
それでもやはり、シャッターを切ってしまう。
尾瀬って美しい。優しい。

数十万年前から1万年前までの間の周辺の火山活動により、
川がせき止められ尾瀬ヶ原は形成されました。

尾瀬は低温のため枯死した植物
が腐らず泥炭化してスポンジ状になり
その表面が周囲より高くなった湿原です。
泥炭化するスピードは1mm/年程度ということですので
この尾瀬ヶ原の規模から考えるとその掛かった時間は・・・
10万年を優に越えるものなのです。

湿原は放置しておくと、次第に草原となり、
樹木が侵入し森林へと発達していきます。
湿原は過湿・貧栄養の状態にのみ維持できるのですから
私たちが持ち込んでしまうゴミ・し尿が一番の敵となります。
この環境に強い外来種の侵入もはまばねばなりません。
尾瀬の景観を愛するならばこんなことは常識なのでしょうが、
思わず一言書いてしまいました。

下田代の弥四郎清水、
渇ききった喉にジュと沁みこむようでした。