「船の旅リポート」(23) | JBジャムのダンスブログ

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チャックはいよいよビクトリア大滝に向かうのです。



「航海記リポート」(23) From Chuck


1月27日(水)晴時々曇



 今日は本格的な喜望峰観光の日だ。早朝の波打ち際を少し歩いてみた。ケープタウンと言う都市そのものはまだ大西洋に面している。今年のサッカーのワールドカップの開催国が南アフリカ国なので、ヨハネスブルグは勿論、ケープタウンも6万人を収容できる大サッカーサタジアムを建設して、街をあげて準備していた。



 所でお恥ずかしい話だが、喜望峰というネーミングの「喜望」は「希望」では無いと言うことを知識として実感していなかった。ワードでひらがなを漢字に変換してくれるので、自動的に喜望峰となるが、手書きで書けと言われたら、きっと希望峰と書いてしまうだろう。英語では、Cape of Good Hope と言う。長い航海を続けてきて、陸にそびえ立つこの岬を越えると明るい展望が開けると言うことで、Good Hope Cape と名付けたのだろう。「喜び」の「展望」で「喜望峰」と言う当て字を作ったのだろう。本当の大西洋とインド洋の分かれ目は喜望峰からさらに南東に150Kmくらい行った先で、喜望峰はまだ大西洋に面していて、海水温も非常に冷たいとのこと。



 ケープタウンの街の背後には雄大なテーブルマウンテンがそびえている。本当にテーブルのように上部が平らな山でそこに雲がかかると下界からはテーブルクロスを敷いたように見えると言う。1700年代から港町として栄え、今でも漁港、貿易港として栄えており、川崎汽船のコンテナ船が入港していた。



 8時45分にバス1台で出発した僕たちは最初に、アシカ島の観光をした。観光船に乗り、港から20分ほど離れた所にある大きな岩に何百頭ものアシカが定住しており、それを船から観光するわけだ。これだけ沢山のアシカが棲息できるということは、それだけ海に沢山魚がいるということを意味している。豊饒の海だ。Cape Kelp という「アラメ」に似た海藻が茂っているようで、波で頂部が海面に出たり入ったりして遠くから見ると、そこにもアシカがいるように見えた。それでも沢山のアシカが海中に潜っては息継ぎに海面に浮かびあがっては前足をヒラヒラさせるのが可愛かった。



 そこで、今朝ケープタウンに入港した本船オセアニック号を下船して、バスで1日観光をしている船客たちと会った。何となく懐かしい顔もあり、お互いに挨拶を交わしたりした。



 次いで、いよいよ喜望峰のある Cape Pointに到着し、そこで昼食を摂った。昼食後に燈台のあるCape Pointにシャトルカーで登った。帰りは徒歩。その後、今日のハイライトでかつメインイベントであるCape of Good Hope へ行った。場所は、東経182826秒、南緯343123秒である。そこで、ツアー参加者全員で記念撮影をした。



 最後に、ペンギンの北限棲息地を見学した。海岸の砂地に営巣しており、1,000羽近い小型のペンギンがいた。皇帝ペンギンのように大型ではなく、あまり見栄えはしないがペンギンであることには変わりはない。



 これで、今回のオーバーランドツアー9日間の全行程を終了し、午後5時半に懐かしの本船オセアニック号に帰還した。早速、明日からのオーバーランドツアー「世界三大瀑布・ビクトリアの滝へ」に出発するので、一部荷物の入れ替えをした。今度は2泊3日の旅だが、荷物の量は殆ど同じだ。今度は、ハマダラ蚊の棲息地でもあるので、注意が肝心だ。

シャワーを浴びて、旅行記を書いていたら、同室のT氏、T2氏も1日観光から戻ってきた。お互いの無事を祝って、タイガービールで乾杯。夕食のテーブルでも再度アサヒスーパードライで乾杯。カレーライスの夕食だった。明日は、午前5時半出発なので、早く寝る。



1月28日(木)晴、曇、雨



 今日からビクトリアの滝観光のオーバーランドツアーが始まった。午前5時半に集合して、結局ケープタウン国際空港へ出発したのが6時過ぎだった。今回50名近い参加者で高齢者も多く、何事もポレポレ(ゆっくり、ゆっくり)の精神で事を運ばないといけない。今日の予定は、ケープタウンからヨハネスブルグへ、そこで飛行機を乗り換えて、ジンバブエのビクトリア・フォールスへ飛ぶという全くの移動日だ。結局、ビクトリア・フォールス空港に着いたのは午後の3時過ぎだった。そこからチャーターしたバスで今夜の宿泊ホテルである5つ星のランキングの「The Kingdom」へ向かった。街は小さな街で人口6万人ほど。



 軽い昼食を摂って、早速ザンベジ川のサンセット・クルーズへ繰り出した。この川の下流にビクトリアの滝がある。僕たちは1隻の双胴船をチャーターして川を遡るクルージングに出発、途中でカバやワニなどの野生の動物、サギなどの鳥を船上から観察した。生憎今日は曇り、時々雨でジャングルに沈む太陽を見ることはできなかった。それでも、ビクトリアの滝の水煙が作り出す雲がジャングルの緑の木々の上に吹き上がっていた。この船では、飲み物の代金が乗船費用に含まれており、結果的に飲み放題だった。僕は昼食時に既にビールを飲んでいたので、今度はワインに変えて赤・白を一杯ずつ飲んだ。



 その後ホテルに戻って、無料のインターネットの無線ランでMSNニューズなどをお金の心配をすることなく読んだ。また、メールも溜まっていた迷惑メールなどを全部削除してきれいにした。アフリカのこんな奥地に来て、瞬時にメールが繋がるなんて信じられない。僕も現代文明にすっかり取り込まれてしまっている。先日のセレンゲティ・ワイルドライフ・ロッジで、電気もお湯も夜の12時から朝5時まで不通になって困ったのに、ここジンバブエの同じカバやワニが棲んでいる所では、メールがサクサク繋がる。やはり、一度現代文明の便利さに浸ると(毒されると)そこから抜け出すことは非常に困難だ。



 明日は、朝7時半にホテルを出発して、滝見物をする。ビショビショになるので、デジカメなどはPEバッグに入れて水対策をしておく必要がある。10時過ぎにはホテルに戻って、帰途につく。一度、ヨハネスブルグに戻って、そこから今度はナミビア砂漠の見物に出かけることになる。今朝も早かったので、10時過ぎには寝ることにする。