jamjamホリデー マチネとソアレの間に

毎週日曜日夜10時配信中。LIVEもやっています!
参加もできるので、遊びに来てくださいね。

今週も日曜日にLIVE配信ありますよ~

ドラマもやっているので、真夜中などの作業用にどうぞ~

相変わらず毎日、良かったり、駄目だったりする我が心ですが、鏡を見る度に別人みたいに見えたりするのは、何か病だったりするのでしょうかね。
余り気にしないようにしてるけど。
だれだおまえはと言いたくなる時すらある。
だれなんでしょうね鏡を見ている自分って。そんな目でみるなと思うことがある。

花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ

って詩がありますな。井伏鱒二さんの訳詞
後に寺山修司さんが

さよならだけが人生ならば
またくる春はなんだろう

って言って、そんなさみしいことないじゃないって言ってくれていて、さよならだけが人生なんて考えたらどうしようもない気持ちになるのを救ってくれています

さよならだけが人生ならば
人生なんかいりません

とまで言ってくれている。そう思うけど、きっとさよならだけが人生なのでしょう。
でもねそりゃそうかもしれないけどさ、やりきれない。
それで、なんでこんなすごい言葉を書いたのか、井伏さん調べたら、元々は

人生足別離

って「勧酒」という漢詩の部分を訳したものらしい
直訳は

人生に別れはつきものだ

らしいけど、これを

「さよならだけが人生だ」

って言っちゃうところが、言葉のすごさというか、魔力というか、恐ろしくも美しいものでもあるのだなぁなんて最近思った。

別れの季節があり、実際に同僚もたくさん旅立って行った。
また会う約束などする事も無かったけど、
ご縁があればという別れだった。
出会えて知り合ったことで、人生の1ページには間違いなくなりました。

最後の最後には皆必ずさようならになる人生ではあるけど、新しい縁とか、偶然の縁とかを大切に生きたいなと、黄砂に吹かれながら思うのでした。