jamjamホリデー新春ライブ

jamjamホリデーが新春ライブトークをしております。どうぞお楽しみください。
私はいませんが、楽しげにやっています。日比谷だそうで、その雰囲気も楽しんでもらえたら幸いで~す。

逆算して幸せだったな~って思える人生を歩めていますか。
大きな声でイエス!とは言えないが、う、うんくらいの回答ですな。
でも日々幸せは小さくても感じている。不安も、憎しみも怒りもあるけど、幸せもあるからまあいいか。
先日もすれ違いざまに、小学生の女の子に「かっこいい」と言われました。
もうエネルギー充電120パーセントですな。言ってないかもしれないけどね、「学校いい」だったかも知れないし、「らっこがいい」だったかもしれない。
でも僕の耳にはかっこいいという言葉と、その後の小学生の目が残っている。
それでいい。
その後歩きながら、徐々に田村正和に移行していく自分がいた。
コートも来てたしね。
一回こう眉毛をつり上げてからね、意味も無く斜め上あたりを見たりしてね。
「鳩が飛んでいる」
なんて当たり前のことをつぶやいてみたりね、なんだか気持ちいい自分がいるのね、そういうときは。
田村正和さんなんて日常的に言われているわけですからね。
皆があの人をあの顔にしたのでしょうな、きっと。
良く人の顔は名刺だと言われる。
その人の生き様は顔に現われる。
嘘をついて生きている人も、実は顔に現われている。
嘘じゃないよ。
目もそうだ。その人の生き様とかが良く現われる。
劇団の演出をしているとき、役者の目が変わる瞬間というのを何度も経験した。
理解し、自信を深めた人の目は、何だろな、顔におさまるというかね、ちゃんと顔としてぽこっとあるべき場所に目がはまるというのか、おさまるというのか。
逆にうそをついている人は、顔から目が浮いている感じがする。
少し斜をかけるというのかな、ぼんやりしている。
僕にはそう見える。
心の内というのは、自分は隠せていると思っているけど、思っているほど隠せていないもの。
小学生にうれしいことを言われた僕は、きっとすごく気持ち悪いくらい、輝いていたことでしょう。
幸せはそこにあった。
僕のまわりにもお裾分けしなきゃ、バチがあたるな。