みなさん!健やかに歳をとってますか?僕はとってます。
先日は大腸の内視鏡の検査にも行ってきました。
ものの見事にポリープが1個見つかりました。
良性の奴です。
自分の身体のまあ、見ようと思えば見えるところでしょうが、普段なかなか見られないところに育っていたポリープ。
なんだか少しそれでもけなげな印象でしたが、実際の映像を見たら、けなげでもなんでもなかった。
まあしかし、きっちりとしらない間に身体は勝手なことをしていることに気がついたのも良かった。
しかし健康診断ってのも善し悪しですな。やればやったで、レントゲンで被曝だらなんだら。
それでも、会社なんぞにいると嫌でも毎年やってくる。
健康でしっかり働いて、しっかり税金治めなさいねってことでしょうね。
医療費なんかかけてんじゃねぇぞ。
迷惑かけず働いて、払えよ。って事でしょうね。
今回のポリープの件で生まれて初めて入院なんて事をしたもんだから、何のために生まれてきたのかなんて事を、角度が変わるベットをなんだかうまくいいところにあわねぇななんてミーミー動かしながら考えた。
定期的に色々体温測ったり、何だりってお世話をやいてくれる看護師さんなんか見てると、人は人のためにうまれて来るんだろうなと感じる。
僕も人がいて僕だし。僕ってどんな人ですか、なんて10人に個別にきいたら、いろんな僕が現れる訳で、それがその人にとっての僕なんだから、それは僕ではないですなんて言ったってきっとそれも違うことになる。
誰かが思う僕がすべて僕なのです。
そうです。
全く以てそれが僕です。
だから、できる役目をこなしなさいっていうのは、なんのために生きているのかなんて考えられる意思がある人は、誰かのためです、と言うのが答えなのでしょうね。
自分なんてないのだから。

ポリープが見つかって、「1泊止まっていってくださいね」なんてお医者様に声かけられた時に、そこにいたスタッフの人達が一気に動き出す。
僕のために。
切除が終わると、車いすを引いて、小柄な女性が現れる。
全然歩けるんだけど、なんだか申し訳ない。
もちろん病院内で問題が起こっても大変だからって事情は僕もそれなりに大人だからもちろんわかるが、それでも僕の中の人間が喜んでいる。
そういうことなんだよね。となんだか思う。
人が人のために生きている。
そうやって回っている。
戦争だけが・・・わからない。