「男がハンカチを持つ理由は、泣いた女性に渡すため」イエス!!

「あなたは、スーツを身体にあわせるんですか?身体をスーツにあわせるんですか?どちらですか」
知り合いがスーツを作るときに店員に言われた言葉。彼は身体をスーツに合わせる事に決めた。

皆様あけましておめでとうございます。本年もこんな私ですがよろしくお願いします!

昨年終わりに出会ったいい言葉に包まれて、今年も参ります。
活字の力を信じながら、学びながらこのブログも書き続けていけたらななんて思っています。
言の葉を、折り寿司のように持ち帰っていただけたら幸いです。
今年の目標は「気合い」でしたが、なんだか初日からなかなかしんどい目標だなとおもったので、副題を付けます。

気合い~丁寧な暮らしとともに~ NOW ON SALE

これですね。外に向かって鼻息荒く、気合いを示す事ではなく、まずは足下の暮らしに向き合い、気合いを込めて丁寧に生きる事。
ネイビーシールズっていうアメリカの特殊部隊の訓練の一つに、自分のベットのシーツをきれいにたたむってのがあるらしい。
もうシワ一つ無く完璧にたたまなければ、罰としてきつい訓練が待っているそうな。
ただそのシーツをどんなに究極にきれいにたたんでも、罰は与えられてしまう。
俺はものすごくしっかりきれいにたたんだのに、と思いながら、罰を受けなければならない。
おかしい理不尽だ、完璧にすべてを計算してたたんだのに!だが理由は告げられない。
ただ駄目だと言うことで罰を与えられる。
俺は完璧にできているんだ!
訓練をやめるのは簡単だ、いつでも入り口にぶら下がっている鐘を鳴らすだけで、やめられる。
なんだか理不尽な世界だが、世の中はそんな理不尽にあふれている。
それを越えられる精神を持つ人間にならなければ全うな精神を得られないそうな。
毎日のタスクとして、シーツをきれいにたたむことで日々のタスクにたいして、どれだけ真剣に向き合えるかが問われる。
はい。なんでも影響を受けやすい、おっさんで有り続ける私は、早速ためしてみる。
シーツをきれいにたたむと言う行為をするだけで、一つ一つに向き合う気持ちに変化が出てきた。
これはいい。
テーマである「気合いに」にも適している。今の自分を変えるには、日々の暮らしの小さな変化を積み重ねるしかない。
なんせ50年以上積み上げて生きているのが今の自分。そんな泥人形。なかなか形なんか変わるわけがない。
始めよう。何事も。
今が一番若い。
絶望は次に置いておく。
今はできる事だけ見つめて走るのだ。
同世代のみんな。今を受け入れ、楽しもう。
若い頃には確実になかった自分を見つめて。