種まきです。
今回も、Amazon Kindleで読んだ本の感想と、ふり返りをしてみます。
根本裕幸
根本氏は、誰かのブログをきっかけに知り、記事をいくらか読ませてもらったことがあります。
読者(生徒さん)の質問に、かなりズバズバと内面に切り込んだ回答をする方なので、「バッサリ斬られるのが快感」「人生に激変を起こしたい」という我慢が好きなタイプには、たまらないカウンセラーだと思います。
これまで、執着手放しの本やブログは何冊も読んできた自分としては、この本を「なるほど、氏はそういう切り口なのだな」と確認しながら読み進めていきました。
が、もしこれが、人生で初めて読む執着手放し系だったら、一発で「これは私のことだ!根本先生ヤバい!」と食らいついていたかもしれません、それくらい好きな人には刺さる文章がいっぱいな本でしょう。
執着とは何か?
ずっと抱えている悩みや心配事、家族間問題、他人への嫉妬、怒り、これが執着です。
執着がある状態というのは、それらを手放すことができない、気にしないではいられない状態のことです。
そして、手放すことができないのは、他ならない自分です。
つまるところ、
「自分には価値がある」そのことを他人に知らしめるために持っていたい、という心理によって執着は生まれるのだと、本を読みながら改めて理解できました。
自分で好んで執着を握りしめている・・・
最初にこのことを知った時は、ショックだったし、軽く惨めでした笑。
「じゃあ、とっとと手放そう!」
・・・とはすぐいかないのが、人間の性。
やっぱり、自分を認めてもらいたいのです。
そこで、承認を他人ではなく「自分自身」でしてあげようというのが本書でワークとして紹介されています。
案外、自分で自分をほめる、認めるということができない人、多いです。特に40〜50代は、我慢や理不尽に耐えるのは当たり前とされてきた世代じゃないでしょうか。
まあ別にワークをしなくても(私はしていないw)、そうした執着まみれの今の自分に「気づく」。
手放したくないのは、実は自分なんだと「気づく」。
これが一番大事です。
気がつくだけで、「わー私1人でバカみたい」と思えて手放してしまえたり、
「ちゃんと相手に伝えていないだけなんだ」と、意地を張るのを弱めることができたり。
さらに、
「あの頃は私も精一杯、でも頑張ったんだね」と思えたら、自分を許せたり、受け入れたりもできてきます。
すると、少しずつ、人生を、社会を、楽に捉えることができる。
しかし結局、執着は消えません。
消したと思っても、再燃したり、新しいものがどんどん自分の中で生み出されます。
だから、
とにかく「急いで何とかしよう」と思わないこと。
そのつど、
「あーまた執着してるんだ私」
と気づいておけば、暴走する自分から距離を(ちょっとでもよい)置くことができ、いずれは自分で片をつけることができると思います。
時間はかかりますけどね。
・・・
ところで、
執着手放しについて、実は最初(たぶん)説いたのがブッダです。
生きている限り、苦しいし、悩みは尽きないことを、2000年以上前に気づいて、どうしたら楽に、クールに、よい人生を歩めるかの指南が、弟子によっていろんな経典に残されています。
なので、もしみなさんが、執着手放しについて一度でも本やブログで知識を得たことがあれば、
それ以降は新たに師を探したり、セミナーなんかに行く必要はありません。
お経を読みましょう。
各宗派によって、自分と向き合う厳しさ度合いが違うので、自分に合った価値観を選ぶといいです。
そういう私は今回のように興味のある本をつまみ食いしてしまいます(爆)が、「ここ、仏教で説いていることと同じだな」と確認をしながら読んだりします。
根本は同じ。
なのに今だに減らない!!(笑)
セミナーは楽しいです。
すごいこと知った気分がたまらなく心地よいです。
でも、「すごい真理を知っているらしい誰か」に何とかしてもらおうとすることが、実はすでに執着なのです。
はまりすぎに注意しましょう。