差別の意識・・・そしてその問題・・・それを子供達に教えるのは本当に大変な事だと思う。
子供は、時には大人以上に残酷なことをすることもあるから。
だからより一層、差別はしてはいけないんだ、ということを教えなければならないのだと思った。
今日、NHK日本賞のグランプリ作品を見た。
カナダで放映された、
特別授業 差別を知る~カナダ ある小学校の試み~である。
この授業のモデルとなった、(あれは確か?)アメリカ?の授業を、院の授業の中で観た記憶がある。確か、数十年前のもので、ものすごく古いドキュメンタリーだった。
この授業はつまり、こうである。
クラス内で、いじめられている子が居るなどの問題点を教師が見つけた。そういう差別をなくすために、小学校低学年の先生が、ある実験をする。その実験内容は;背の高い子と低い子で分けて、背の高い子だけを意識的に「差別」して、背の低い子達だけに特権を与える。最初、背の低い子達は、自分達に与えられた特権に喜ぶ。しかし、中には「そんな特権なんていらない!」といって泣き出す子も現れる。背の高い子達は、「自分達は、背の低い子達よりも、劣っている」という設定におびえ、泣き出す。これは一日続く。その日の最後に、背の高い子達に、実験であったことを話し、どんな思いをしたか、これはいいことかを聞く。そして次の日は、立場が逆になるのだ。
こういう経験でもって、差別される側と、する側になり、実際に自分でそれを感じるのである。
確か、モデルとなった方は、背で分けておらず、目の色で分けていたと記憶している。随分古い映像だったが、かなりのインパクトがあって、本当に驚いた記憶もある。
この奇抜な方法、一歩間違えれば、何か大きな問題がおきてしまうこともありうるし、子供達がどういう反応を示すかも、始めなくてはわからない部分が多い。でも、本当に効果的だと思った。
ただ意識的に、差別されている子供達が泣くシーンで、こちらももらい泣きしそうになってしまった。。