意識が、
「歩け」と言っている。

今は、
システムに触るなと言っている。

そんなことなので、
最近は毎日歩いている。

平均5-6時間。

ダウンタウンを歩けば、
古い建物が目に付く。

キングストリートを下ったところで、
ものすごい感覚に見舞われた。

17世紀18世紀の雰囲気をビシビシ感じ、
当時の人々の活気が、
現代の人々の活気とシンクロする。

盲目の人たちが、
道端で演奏をしている。

ポケットに小銭はなかったが、
3曲ほどそばで聴いていた。

彼らは目からの情報なしで生きている。

一つ前のアメンバー記事にあるように、
さまざまなモノやシンボルの象徴から、
あらゆることを感じ取った。

そのまま足は日本大使館に向かったが、
あいにく今日は土曜日で休館だった。

金色のガラス張りビルで、
当初は何という趣味だとも思ったが、
その形が意味することに、
思わず意識を向ける。

歩いて歩いて歩きまくって、
わかったことは、
水というのはなかなか無いものだ。

唯一、
銀行や両替所のみで給水タンクがある程度で、
そのことも何かを意味している。

ひたすら歩き、
次にすることは、
島一周だ。

とにかく、
精神を鍛えろということらしい。

島中の「いし」に触れ、
島の「いにしえ」を知れということらしい。

武士だ武士だと言っていたら、
とうとうその意思を継ぐことになったようだ。

しかしそれがジャマイカでやれということならば、
レペゼンとして喜んでやろうじゃないか。

日本では、
以前よく托鉢をする僧を見かけたものだが、
最近はお遍路くらいか。

まあ同じようなものだ。

ジャマイカの「霊」たちが、
私に訪ねるように言っている。

そういう感覚を取り戻しつつある私は幸せだ。

私はどこまでもしぶとく、
まだまだまともだ。

LOVE JAMAICA