どうも。


PRINCE.YKです。


ようやく『INDUSTRUST』がみなさんのお手元に届く日が来て嬉しく思います。









今年1年、10大発表をしていろいろな活動をしてきました。


もちろん『?』と思った人もいるかもしれませんね。



●バンドアルバムリリース

●バンドツアー

●アコースティックアルバムリリース

●VISIT47

●スタジオペタ




僕らからその真意を皆さんにお話しすることはなかったわけですが、この際なのでしっかりお伝えしたいと思います。




全てに通ずる目的はたった1つ




『ミュージシャンとしてのレベルアップ』




これだけです。





せっかくなので細かく話していきますね。




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『Band Songs Best』



今年の活動の中で、皆さんの理解を得るのが一番難しかった項目だったかなと思います笑。



正直、現役でバンドをやってた頃に比べればギターの腕も衰えてたし、弾きながら歌うことにもなかなか慣れなくて、中学生の頃のように必死になって練習しました。



バンドツアーは正直券売的にはキビシかったですね笑。


でもね、本当に貴重な経験になりましたよ。



弾きながらやることで生まれるライブ感だったり、音の厚みだったりってゆうのは


オケだけでやってる時には作り出せないモノだと思います。



ドリーミュージックの人たちが観に来てくれてたんですが


『あんなに楽しそうなJam9初めて観たよ』って言ってました。



そのくらい自分たちも楽しんだし


ワガママを突き通させてもらった


そんな4月~6月でした。




このツアーにつきあってくれたみなさん


あなたのおかげで


Jam9はミュージシャンとして少し成長できました。


本当にありがとう。





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『Lounge Songs Best』




VISIT47を始めるにあたって


あまり音量の出せない施設や小さな店舗さんで歌うことも考慮し

アコースティックアルバムの制作をはじめました。




アコースティックアルバムのテーマは


『少ない音数で曲と歌のみで勝負する』





バンドアルバムでは


『ライブ感と音の厚み』がテーマだったので


表現としては真逆のモノをうち出した格好ですね。




それに伴って1つ新しいことを始めました。


スタジオペタです。





浜松駅の北口に人通りも疎らで寂れてしまった地域にスタジオペタはありました。


その地域の自治会の方が寂しくなった通りを活気づけてほしいと、観光大使でもある僕らに連絡してきてくれたのは6月の初めの頃でした。


確かにあの辺って街中なのに街灯も疎らでちょっと薄暗くて怖いんですよ笑。


僕も浜松に住んでてもほとんど通らない場所ですし。



僕らが音楽を通して何かやることで


街灯の1つでも増えたりするきっかけになればいいなという思いでまずはお話を受けました。



おかげ様でペタ祭りをやる際には、あの通りに賑わいが生まれました。


みんなが力を貸してくれたおかげです。


本当にありがとう。






実はスタジオペタで歌うことには目的が2つありました。



1つは上述の通り『地域活性のため』


土日のペタ祭りや公開生のユニテレがそれでした。











もう1つは『自分たちの修行』です。





ほぼこの2年間静岡県に土着してきた僕らは


どこで歌っても観に来てくれる人がいて


いつもみなさんに守られて歌ってこれました。




でもVISIT47をやるに当たって、全国に出て行った時はそうもいきません。



きっと誰もいない中で歌わなければいけない時もある


そんな環境でも負けないメンタルを育てるために敢えて


平日は昼や夕方と時間を変えながら


当日告知で歌いました。


無告知でやる時もありました。




厳しいスケジュールにも耐えられるノドを作るために毎日やってきました。




『どうして事前告知しないの?』


『急に言われても行けない』



そう聞かれて心苦しい時もありましたが


真意を伝えればきっとみなさんにまた助けてもらうことになってしまうと思い


その時は口を閉ざすことにしました。






賑わいを作ることと


誰もいないところで歌うこと


この2つは相反することなので



みなさんの中にも不可解で釈然としなかった方がいるとは思います。


不信感を持った人もいるとは思います。


ごめんなさい。





VISIT47をやってみて


やっぱり全然人がいなかったり


立ち止まってもらえなかったり


苦い思いをした場所もいくつかはありました。



でもペタがあったおかげで


気持ちが折れることはありませんでした。



途中何度かノドの調子を崩しましたが


毎日人前で歌うことに向き合って


緊張感を保ちながら日々を過ごして


移動中もキャンピングカーで練習して


自分の歌の短所長所がよくわかりました。





デビューしたばかりの頃


当時のマネージャーTさんにこんなことを言われました。


『プロとアマの違いって何だと思う?』

『技術じゃないんだよな』

『メンタル。ってゆうか覚悟だな』

『それだけ』



Tさんの言葉を思い出して

改めて胸に刻んだ

そんな旅だったと思います。







今年やってきたことの目的


『ミュージシャンとしての成長』




裏を返せば


『音楽でしっかり勝負したい』


その気持ちのあらわれだったと思います。






あんまりリプ返さなかったり


あんまり写真撮らなかったり


自分たちで決めたことなのに


時々申し訳ない気持ちにはなりました。



その気持ちをスタッフさんに伝えたこともありました。




そしたら



『あ、ステージでしっかりやれる自信がないからでしょ?』


『勘違いしないほうがいいよ』


『ファンが1番みたいのはステージで輝くお前だからね。』


『ファンが1番聴きたいのは1枚1枚成長が実感できて、いい意味で驚けるCDだからね。』


『ミュージシャンなのにSNSでだけ輝いてどうすんの?』


『あのね、すでに音楽で輝いてるミュージシャンはSNSでも勝手に輝くから』


『そこまで行ってみなよ』


『お前らならできっから』




何も言い返せませんでした。




今年やってきたこと

苦しいこともたくさんありました



逃げよう



そう思えば簡単にやめれました



でもね、逃げたくなかったんですよ



仮にそれが流れに逆らった


非効率的なことだったとしても


アイツら頭ワリーwと言われても


真っ正直にやっても負けないくらい


力つけたかったんですよ




今、僕に欲しかった力がついたかは


正直わかりません。



それを判断するのは僕ではなく


みなさんですから。




ただね




デビューした4年前と何か変わりました?



と聞かれれば



僕は自信持ってこう答えますよ











あの頃とは

















覚悟が違います







そんな覚悟が詰まった


『INDUSTRUST』







全てがここに繋がってる


そう思ってます



この1年、めちゃくちゃワガママに活動してきました



時にはみなさんを惑わせたり傷つけたりしたかもしれません。



それでもついてきてくれたあなたに



『Jam9かっこよくなった』



そう言わせてみせます



必ず。



Much thx!

With LOVE.



いつも恥ずかしいから英語で逃げてるけど

今日ぐらい日本語で伝えておこう





いつもありがとう


愛してます





PRINCE.YK