2014.12/25
余分な事は書かんよ。
早ければ今日、皆の手元にCDが届く。
その前に伝えたい。
何か違わない?
何度も口にした「こんな時代」という言葉に、もうウンザリしてた。
CDが売れなくなった事で、アーティストと呼ばれる職業は日に日に追い込まれてった。
誰が悪いんだろ??
「ビジュアルでCDを売ってる類のアーティスト」以外は廃業に向かってると言われてる。
↑
オレ等はそこに該当します。
ライブする場所だって、一部の大御所アーティストを除いてみんな規模やランクを落とした。
ドーム
→アリーナ
→ホール
→ライブハウス
みんな苦しい状況を抱えてて。
幸いオレ等は作曲家の仕事があったから生きてるけど、メジャーでCD出してても大半の人がバイト生活。
アーティストの大半が、それでも音楽を続けるために「接触商売」に切り替えて行った。
インストアライブやサイン会も増えた。
アーティストはTVで観るモノから「その辺で会えるモノ」に変わって行った。
何かが崩れて行くのを感じる
そんな時代の真っ只中。
①個人SNS凍結。
今年3月、オレ等は「売れる事を放棄する」に等しい大胆な行動に出ました。
・ファンと直接コンタクトしない
・公式のSNSのみ稼動
昔だったら当たり前の事なのに、みんな売れないから必死でSNSを回してて、今じゃアーティストの仕事はメールみたいになってる。
皆に問いたい。
貴方の彼氏やご主人は、いつも貴方とSNSでやり取りしてる「自称アーティスト」をカッコ良いねと言ってくれますか??
貴方が「ダサい」と言われる原因になるのはイヤだから、勇気を持って個人SNSを凍結しました。
②写真の制限。
同じ時期から、Jam9は「やたら一緒に写真を撮る事」を止めました。
厳密にはステージやバックパネル等、こちらでセッティングした場所でのみ写真をOKにして来ました。
理由は簡単。
貴方の友達は、貴方がSNSにアップする「まるでプライベートかの様なアーティストとの2ショット写真」を見てどう思ってる?
心配されてない?
オレが友達なら、こう言う。
「お前、騙されてお金を巻き上げられてるんじゃないの??何かホストクラブみたいじゃん!」
結果は残酷。
個人SNS凍結と写真を断る日々。
結果よそのイベントに出る時、unitiesが来てくれてるのに「Jam9は1人も集客してない」と言われる事が多々ありました。
↑
共演アーティストが「プレイガイド面倒なら僕らのトコで予約して下さい‼」ってSNSで必死にメールしてるから。
もちろん集客自体も落ちました。
「ライブ行っても喋れないし写真も撮れない/SNSでも絡んでくれないJam9はもう良いや。」
そう言う人たちは、何でもしてくれるアマチュアみたいなアーティスト応援に流れて行きました。
苦しみました。
事実、2月のワンマンは即日完売したのに7月はソールドアウト出来なかった。
6月のバンドツアーも苦しかった。
but I just think.
それでもオレ等を信じて3月からもずっと応援くれた人たちへ。
伝えたい。
貴方たちのプライドを、何が何でも守りたかったんです。「Jam9はカッコ良い」と、いつか必ず世間に言わせてみせるからね。
レコード会社。
音楽業界が崩れて行く中で、それでもオレ等を信じてくれる会社があった。
dreamusic。
心から感謝しています。
アルバムの中にある「音楽業界への批判」は、所属してるレコード会社に向けたモノではありません。
それだけは伝えておくね。
前事務所。
難しい時代に入って、その中でオレ等はとんでもないワガママを言った。
自分たちは信念を貫きたい。
それを理解し、地元プロダクションであるunited musicに籍を戻すことを許し、その中でオレ等がバイトしなくてもJam9を続けられる様に作曲家としての籍を残してくれた。
だから今もJam9を続けられています。
感謝しか無いです。
unitiesへ。
この1年かけてやりたかった事を、貴方にしっかり伝える日が来ました。
応援してくれるアナタが"誰かの笑い者"にならない様「誇らしいアーティスト」になりたい。
ただ、それだけだよ。
この1年、それでも応援し残ってくれたアナタだけが※unities=共に歩んでくれる人だと思うんだ。
こんなにムチャなJam9を守り、支えてくれて本当にありがとう。
貴方を誇りに思います。
最後に。
余談だけど「頑張ってSNS回してお客さんと会って写真撮ってるアーティスト」みんな大好きな仲間なんだよ、今すげぇ苦しい中で葛藤しながら戦ってるよね。
オレ等が実験台になる。
もしJam9が音楽業界をひっくり返せたら、全員で1からシーンを作り直そうよ。
昨日ね。
1年前と真逆に来てるお客さんが「Jam9の時だけシーンとしてる」名古屋の会場で思った。
「メールもお喋りも2ショット写真も断るJam9なんて、私たちは興味ないよ。」
だからアーティストはお客さんに擦り寄るしか道が無いんだよ。
少しでも人気を取るために、生きて行くために、みんなとメールして2ショット写真を撮ってお喋りしてハグするしか無い。
みんなが変わらんと、音楽の世界はただの格安ホストクラブになるよ。
見てみなよ。
ヒットチャートは異性をターゲットにしたアイドル産業の象徴になったから。
え?音楽でしょ??
それとも昔からアイドル性を競う世界なんだっけ??
賛否両論で結構。
叩かれる事をビビってたら、INDUSTRUSTなんていう強烈に個性的なアルバムは作ってない。
オレ等のお客さんじゃない人が「あいつイベント行くとか言ってるけど、SNSとか見てると唯のホスト通いみたいだね」と言われてても、別にオレ等には関係ない。
でもね。
オレ等を応援してくれる人が世間で笑い者になるのだけは我慢できない。
Jam9
メジャー3rdアルバム
INDUSTRUST
もし手に取ってくれるなら、誇りを胸に聴いて欲しいと思ってる。
you're my music lover.
peace out.
追伸
「外見が好きって言うヤツにCD聴いて欲しいなんて望んでない」と言うけど、私はGiz'Moさんの人柄が好きだから応援してるんです。それを否定しないで下さい。
夏頃、そう言って目の前で泣いてくれる人がいました。
ありがとう、帰ってから1人で布団の中でいっぱい泣きました。
そんな風に言ってくれたアナタのプライドになるために、オレは必ず売れてみせるから。
余分な事は書かんよ。
早ければ今日、皆の手元にCDが届く。
その前に伝えたい。
何か違わない?
何度も口にした「こんな時代」という言葉に、もうウンザリしてた。
CDが売れなくなった事で、アーティストと呼ばれる職業は日に日に追い込まれてった。
誰が悪いんだろ??
「ビジュアルでCDを売ってる類のアーティスト」以外は廃業に向かってると言われてる。
↑
オレ等はそこに該当します。
ライブする場所だって、一部の大御所アーティストを除いてみんな規模やランクを落とした。
ドーム
→アリーナ
→ホール
→ライブハウス
みんな苦しい状況を抱えてて。
幸いオレ等は作曲家の仕事があったから生きてるけど、メジャーでCD出してても大半の人がバイト生活。
アーティストの大半が、それでも音楽を続けるために「接触商売」に切り替えて行った。
インストアライブやサイン会も増えた。
アーティストはTVで観るモノから「その辺で会えるモノ」に変わって行った。
何かが崩れて行くのを感じる
そんな時代の真っ只中。
①個人SNS凍結。
今年3月、オレ等は「売れる事を放棄する」に等しい大胆な行動に出ました。
・ファンと直接コンタクトしない
・公式のSNSのみ稼動
昔だったら当たり前の事なのに、みんな売れないから必死でSNSを回してて、今じゃアーティストの仕事はメールみたいになってる。
皆に問いたい。
貴方の彼氏やご主人は、いつも貴方とSNSでやり取りしてる「自称アーティスト」をカッコ良いねと言ってくれますか??
貴方が「ダサい」と言われる原因になるのはイヤだから、勇気を持って個人SNSを凍結しました。
②写真の制限。
同じ時期から、Jam9は「やたら一緒に写真を撮る事」を止めました。
厳密にはステージやバックパネル等、こちらでセッティングした場所でのみ写真をOKにして来ました。
理由は簡単。
貴方の友達は、貴方がSNSにアップする「まるでプライベートかの様なアーティストとの2ショット写真」を見てどう思ってる?
心配されてない?
オレが友達なら、こう言う。
「お前、騙されてお金を巻き上げられてるんじゃないの??何かホストクラブみたいじゃん!」
結果は残酷。
個人SNS凍結と写真を断る日々。
結果よそのイベントに出る時、unitiesが来てくれてるのに「Jam9は1人も集客してない」と言われる事が多々ありました。
↑
共演アーティストが「プレイガイド面倒なら僕らのトコで予約して下さい‼」ってSNSで必死にメールしてるから。
もちろん集客自体も落ちました。
「ライブ行っても喋れないし写真も撮れない/SNSでも絡んでくれないJam9はもう良いや。」
そう言う人たちは、何でもしてくれるアマチュアみたいなアーティスト応援に流れて行きました。
苦しみました。
事実、2月のワンマンは即日完売したのに7月はソールドアウト出来なかった。
6月のバンドツアーも苦しかった。
but I just think.
それでもオレ等を信じて3月からもずっと応援くれた人たちへ。
伝えたい。
貴方たちのプライドを、何が何でも守りたかったんです。「Jam9はカッコ良い」と、いつか必ず世間に言わせてみせるからね。
レコード会社。
音楽業界が崩れて行く中で、それでもオレ等を信じてくれる会社があった。
dreamusic。
心から感謝しています。
アルバムの中にある「音楽業界への批判」は、所属してるレコード会社に向けたモノではありません。
それだけは伝えておくね。
前事務所。
難しい時代に入って、その中でオレ等はとんでもないワガママを言った。
自分たちは信念を貫きたい。
それを理解し、地元プロダクションであるunited musicに籍を戻すことを許し、その中でオレ等がバイトしなくてもJam9を続けられる様に作曲家としての籍を残してくれた。
だから今もJam9を続けられています。
感謝しか無いです。
unitiesへ。
この1年かけてやりたかった事を、貴方にしっかり伝える日が来ました。
応援してくれるアナタが"誰かの笑い者"にならない様「誇らしいアーティスト」になりたい。
ただ、それだけだよ。
この1年、それでも応援し残ってくれたアナタだけが※unities=共に歩んでくれる人だと思うんだ。
こんなにムチャなJam9を守り、支えてくれて本当にありがとう。
貴方を誇りに思います。
最後に。
余談だけど「頑張ってSNS回してお客さんと会って写真撮ってるアーティスト」みんな大好きな仲間なんだよ、今すげぇ苦しい中で葛藤しながら戦ってるよね。
オレ等が実験台になる。
もしJam9が音楽業界をひっくり返せたら、全員で1からシーンを作り直そうよ。
昨日ね。
1年前と真逆に来てるお客さんが「Jam9の時だけシーンとしてる」名古屋の会場で思った。
「メールもお喋りも2ショット写真も断るJam9なんて、私たちは興味ないよ。」
だからアーティストはお客さんに擦り寄るしか道が無いんだよ。
少しでも人気を取るために、生きて行くために、みんなとメールして2ショット写真を撮ってお喋りしてハグするしか無い。
みんなが変わらんと、音楽の世界はただの格安ホストクラブになるよ。
見てみなよ。
ヒットチャートは異性をターゲットにしたアイドル産業の象徴になったから。
え?音楽でしょ??
それとも昔からアイドル性を競う世界なんだっけ??
賛否両論で結構。
叩かれる事をビビってたら、INDUSTRUSTなんていう強烈に個性的なアルバムは作ってない。
オレ等のお客さんじゃない人が「あいつイベント行くとか言ってるけど、SNSとか見てると唯のホスト通いみたいだね」と言われてても、別にオレ等には関係ない。
でもね。
オレ等を応援してくれる人が世間で笑い者になるのだけは我慢できない。
Jam9
メジャー3rdアルバム
INDUSTRUST
もし手に取ってくれるなら、誇りを胸に聴いて欲しいと思ってる。
you're my music lover.
peace out.
追伸
「外見が好きって言うヤツにCD聴いて欲しいなんて望んでない」と言うけど、私はGiz'Moさんの人柄が好きだから応援してるんです。それを否定しないで下さい。
夏頃、そう言って目の前で泣いてくれる人がいました。
ありがとう、帰ってから1人で布団の中でいっぱい泣きました。
そんな風に言ってくれたアナタのプライドになるために、オレは必ず売れてみせるから。