僕らJam9にとって


沿岸部の被災地訪問は


昨年5月に行った石巻に続き


今回で2回目になります





いろんな意味で


心の準備はして出掛けたつもりでした。




でもやっぱり


今日大船渡に着いて


目の前に広がった光景には


正直言葉を失いました




今日僕らが泊まってるホテルは


海からすぐの場所にあります



このホテルは津波の被害にあいながらも、早期に営業を再開したそうですが


ホテルの周りには


まだ震災の爪痕を感じる建物が至る所にありました。



一階と二階部分がグチャグチャになった


住居・店舗・病院




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行方不明者の捜索の際に書かれたものと思われる


『× 3/19』

『× USA』


という赤いペンキで書かれた文字。



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胸をえぐられたような気持ちになりました。








あの日から1年を経た


大船渡の町並みは


未だ拭い去れない震災の爪痕を


嫌と言うほど僕たちに感じさせました。







でもね、



それだけじゃないんです



希望の光や、人間の力強さを感じさせてくれたのもまた事実なんです。




ホテルの近くにメディア等に何度も取り上げられている仮設の商店街があるとのことで、お邪魔してきました。



【おおふなと夢商店街】


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僕らが歩いていると


女性が声をかけてくれました




『どちらからいらしたんですか?』


― 静岡です!


『もしかして浜松から?』


― はい、そうです!


『浜松の方々には本当にお世話になってて、たくさんご支援いただきありがとうございます。』






びっくりしました…!


浜松市が主に大船渡の復興をお手伝いしていることは、県内ニュース等で僕らも知ってはいましたが、


まさかこんなに現地の方に歓迎していただけるとは思ってもみませんでした。




しばらく話した後


その女性は


僕らを商店街の理事長さんの所へ連れて行ってくれました。





理事長さんは


あたたかいお茶を煎れて


僕らを迎えてくれました。




そして


いろんな話をしてくれました。


震災当日のこと...


この1年間のこと...


これからのこと...





そして海苔店を営む理事長さんは


帰り際僕たちに


『せっかく遠くから来てくれたんだから、うちの海苔あげるよ。おいしいから是非食べて。』


と、海苔の缶をくれました。




お店が流されて仮設商店街で

商売を再開したばかりなのに

いろいろ大変なはずなのに



何で見ず知らずの僕らに



こんなに優しくできるんでしょう...







その海苔はありがたくいただき


メンバーみんなで


理事長さんのお店でお土産を買って帰りました。




商店街理事長さんと三陸海苔店のスタッフさんと一枚


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別れ際に理事長さんは


『町が元気になってく姿をまた見に来てくださいね』


そうおっしゃってました。





岩手県では来月ぐらいから


被災地訪問観光ツアーを本格的に導入して観光の柱にしていくそうです。




言うまでもなく


三陸は自然がとても綺麗で、日本有数の景勝地です。


しかしそれだけじゃなく


現状を見てもらういい機会になるし、地震や津波がどんなふうに人々の暮らしを脅かしたのかを観光客の皆さんに目で肌で感じていただきたい、とのことです。





最後に県の観光局の方が

テレビのインタビューに対し

こう答えました



↓↓↓
震災の爪痕の残る被災地に観光に行くなんて不謹慎だって思う方もいらっしゃると思います。


でもそんなこと気にしないでください。


現地はみんな元気ですから。


皆さんが楽しい思い出を作れるように、心から歓迎させていただきます。



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これが

明るい部分・暗い部分
すべてを受け入れた
地元の方々の本音であり
強さと優しさの源なんですよね


僕は必ず


楽しい思い出を作りに


大船渡に帰ってきたいと思います





大船渡の皆さん

ありがとう




さー!気合い入ったし


明日のライブ
がんばるぞ




おやすみーヾ(´ω`=´ω`)ノ



PRINCE.YK






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