ども(=゜ω゜)ノ




ぷりさんだーよ。



いきなりですが最近観た映画について語ろうと思います。




本日のぷりさん魂の1本は











ダダンッ(゚Д゚)!











『ドゥ・ザ・ライト・シング』


天才スパイク・リーが監督・脚本・主演を務めた1989年公開の映画。

80年代のニューヨークのブルックリンを舞台に、人種差別を描いた衝撃作。猛暑によるイライラとほんの些細な考え方の違いによって生じたトラブルは、やがて人種間の対立を招き、暴動や襲撃へと姿を変えていく。



これね、ずっと観たかったんですよ。


理由はいくつかあるんですけど



今回観てみて、なぜこの映画がレジェンダリーな作品と呼ばれているかがわかりました。


この3年後に黒人と白人と韓国系アメリカ人の人種間対立から勃発する「ロス暴動」をあたかも予見していたかのような内容で観ていて鳥肌が立ちました。



『Do the right thing』


つまり、直訳すると


『正しいことをしろ』


ですね。


別の言い方をすれば


『おかしなことをするな』


とも言い換えられます。



皆が皆、自分が正しいと主張し


対話をせず独白的に意見をぶつけあった結果、ささいな小競り合いは後に揉み合いになり、やがて大事件に発展していきます。




この映画の中で


右手は「愛の手」
左手は「暴力の手」


というエピソードが描かれています。




皆さんもご存知のように



英語で「right」というと


「右」・「正しい」という2つの意味を表します。



これはそもそも


「right(正しい)」の語源が



右利きの人間が左利きよりも圧倒的に多いとの理由で


「右」=「正しい」


というなんとも短絡的な発想から派生しているからなんですね。



まぁこの理由でかはわかりませんが握手は絶対右手でしますよね。


握手は元々、相手に愛と敬意をもって接する行為ですからね...




僕が思うに


スパイク・リーが


『Do the right thing』


というタイトルに込めた思いは



単に「正しいことをしろ」



ではなく、



「どんな相手にも愛と敬意を持って接しろ」


というメッセージなのかな…と思いました。




人が100人集まれば


正義や主張も100通りあります


まして人種や宗教が違えば


もっと複雑です



互いが互いに正しさを叫び


主張をぶつけあうのは


悪いことではありません


でも愛や敬意を欠いたやりとりは


暴言や暴力につながります



ただね、


極東の島国で生まれ育った僕が


超多民族国家であるアメリカを


本当の意味で理解することは


やはり映画を観たぐらいじゃ


無理なんだと思います




ロス暴動から20年以上経った今でも、こういった問題はやはり根深いんです。



数年前にアメリカを襲った
ハリケーン「カトリーナ」


地域によっては死者も多数出て甚大な被害を及ぼしました。


カニエ・ウエストが報道番組に出演した際に、ハリケーン被害に関してこんなコメントを残しました。



政府や警察のやつらは、

白人が店や家屋に入っていくのを見ると「食べ物を探している」と言う。

しかしどうだ

黒人が店や家屋に入っていくのを見た途端「略奪だ!逮捕しろ!」と騒ぎだす。

(by カニエ・ウエスト)






これが現実なんですよね。。




僕はね、


アメリカって国が大好きです。



RALPH LAUREN
Brooks Brothers


アメトラ、アイビー、プレッピー


東海岸の学生のファッションやライフスタイルが大好きです。



音楽や映画



アメリカのカルチャーも大好きです。




だけどアメリカには



僕なんかには到底理解できないような問題もたくさんあります。




だからこそ


この『Do the right thing』は



みんなに観てもらいたい映画です。



是非。




僕と同じように


アイビー、プレッピーがお好きな方は


一緒にこれもどうぞ




『アメリカングラフィティ』


『青春の輝き』


『今を生きる』



ゴシップガールのチャック・バスも見事なアイビーコーデかましてますよ(゚ω゚)♪



きっとあなたもアメトラ好きになるはず(^ω^)!




ではまた!





PRINCE.YK





今日のBGM
[FIGHT THE POWER/パブリック・エネミー]