あれからもう9年・・・



自殺の原因はオレの一言、


「親父がたとえ明日死んだとしても、オレは涙も出ない。」


今となってはよくそんな言葉を面と向かって言えたものだ。

それがきっかけになったのは、

たぶん間違いない。

いろいろあって父親とはうまくいってなかった。


弟夫婦がすぐに実家に入ってくれたので、

長男のオレとしては心苦しかったけど、

内心大助かりだった。


なので弟夫婦が親父の保険金を使って家を建てる事に異存はなかった。





年明けそうそういきなり爺さんがブッ倒れた。

95歳の絵に描いたような大地主の嫌われ者。

もう10年位会っていない。

お袋の義理の父親。


お袋は今では信頼できる男性と所帯を持ち、

幸せに暮らしている。


「今まで苦労させた分、相続の分はお前にそっくりやる。

 00さん(新しい親父ね)もそうしてあげなさいって

 言ってくれてるし。」




たぶんオレは生きる価値もないかもしれないけど、

なんとか這いつくばってこれまでやってきた。

そんなオレが相続なんて間違ってるかもしれないけど、

やっぱり貰えるもんは欲しい。





2007年


波乱の年になりそうだ。