評価:3.7
(ヤフー映画より)
映画解説・あらすじ
本作で長編デビューを飾るインドの新鋭リテーシュ・バトラが監督と脚本を務め、インドの弁当配達システムを題材に描くドラマ。間違えて届けられた弁当が取り持つ孤独な男女の出会いと心に染みる交流を映し出す。『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』などのイルファン・カーンが主人公を好演。弁当箱に入った手紙を通してお互いを知る二人の繊細な物語に心奪われる。
インドの大都会ムンバイでは、ダッバーワーラーと呼ばれる弁当配達人たちがランチタイムに弁当をオフィスに届けて回る。ある日、主婦のイラ(ニムラト・カウル)が心を込めて作った弁当が誤ってサージャン(イルファン・カーン)のもとに届く。イラは料理を通じて夫の愛を取り戻したいと願い、妻に先立たれたサージャンは久々の手料理の味に心動かされる。
歌もダンスもないインド映画。
人情話かしら?さて..。
街を走るクルマ、スズキが多い!(笑)
列車でお弁当を職場まで運んでる。インドでは当たり前なのかな。
帰ってきた夫に、弁当の感想を聞く妻。カリフラワーが美味しかったと言う夫。不満げな妻。
どうやら、誤って違う弁当が配達されたみたいだ。
間違えて食べてしまったのは、定年退職前の無表情な男性。
次の日も、その男性に弁当が届く。妻は、私の弁当を食べてくれてありがとうとの手紙を忍ばせる。
その手紙を読んだ男性は、今日のは少し辛かったと返事。
なるほど、それで「めぐり逢わせ」か……。
また次の日も弁当が届く。手紙は入らず。
戻ってきた弁当には手紙が。塩加減は良かったとの返事。
その翌日、妻は手紙に、家族の紹介を書きます。「空しい日々が続く」と。
弁当による文通といった感じかしら。
手紙のやり取りが続く。
ある日、「夫が、浮気をしている、国民総幸福のブータンに行きたい」との手紙。返事は、「あなたとブータンに行けたらいいな」と。
そして、彼女から喫茶店で会おうという手紙が!
表情を崩す男性。
出勤時、彼は電車で席を譲られる。そう、そういう歳になったのだ。
喫茶店で彼を待つ彼女。しかし、老いを感じた男性は、遠くから彼女を眺めるに留めた。。。
翌日、届いた弁当は空っぽ。
その言い訳の手紙は、老け込んだ自分に気づいたから。君は若い。今までありがとう。
二人は、それぞれの生活に戻っていく..。
彼女は、弁当配達人に、間違った人に届いていると告げる。配達人は否定するため、配達人と一緒に届け先までついて行く。そこに、男性はいなかった。退職していたのだ。
自宅に戻った彼女。テラスでタバコを吸う男性。
彼女は離婚を決意したようだ。ブータンへ?彼は列車で別の住処へ。
不倫というより、それぞれの環境に置かれた男女のささやかな心の交流を描いた映画。
歌えや踊れやのインド映画とは真逆の地味な映画でありました。
