評価:3.9

私が大好きな「ダークナイト」を制作したクリストファー・ノーラン監督の映画。

夢のまた夢。そして、また夢が幾重にも現れる…。

これらの夢が同時並行しながら、物語が進んでいきます。

極めて緻密な脚本に脱帽。上映時間も2時間30分を超えながらも、グイグイ観てる者を夢の中に引き込んでいきます。

夢の中で、貨物列車を登場させるといったシーンなどは、狂気で監督の鬼才が感じられました。
ただし、ダークナイトの、ジョガーの痛快な「狂気」の方に軍配が上がる。

この映画を観ていると、自分がいる現実が夢で創られているかのような錯覚に陥る麻薬性を感じさせてくれる。
しかし、もう一度観たいかというと、Noとなる。
ダークナイトの、人間の究極の「性」(さが)はどうなんだ!?といった強烈なメッセージがなかった。また、観終わって夢から「覚めれ」ば、映画という仮想空間しか起こりえないという「冷めた」印象しか残らなかったからてす。


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