夏の暑さと言うと、グッタリとかゲンナリ等々、夏バテなイメージを持つ方も多いかと思います。

梅雨明け後にやってくるであろう、そんなうだる暑さは、想像するだけでも疲れがドッと押し寄せますね。

「風鈴」は、そんな夏の暑さにうんざりしている気分を吹き飛ばしてくれる、日本の伝統的な優れものグッズの1つです。

風に揺れて響く涼やかな音色は、外の照りつける厳しい日差しとは裏腹に、とても軽やかで心地よいもの。

景色は情緒的なものへと変化して、心穏やかに暑さも半減していくように思わせてくれます。

そもそも、風鈴は、占いの道具だった中国の占風鐸(せんふうたく)が、その起源だそうです。

仏教と共に渡来したため、日本では、邪気払いや魔除けとして、寺院をはじめ、建築物の四隅の軒下に吊るされるようになりました。

それが、風鐸とよばれるものです。

風鐸は、その後、時代と共に庶民生活の中に「風鈴」として馴染み、広まって行くことになります。

ところで、「風鈴」には、様々な素材のものがあります。

素材やデザインの変化で、音はどんどん幅を広げていきます。

(金属製で有名な美しい高音で鳴る南部鉄器の南部風鈴、透明で見た目も涼しげなガラス製の江戸風鈴、その他陶磁器や備長炭で作られたものなど)

7月18~22日には「川崎大師風鈴市」が開かれ、全国から800種類25000個もの風鈴が集まるそうです。

自分好みの音を、探しに行ってはいかがでしょうか。

風鈴の音を聴く事は、風の声を聴くことです。

エコ活動の1つとして、優れた価値ある日本の文化を、日常生活に取り入れていきましょう。