雑貨屋のショーウィンドウは、早くもがチラホラ。
花屋に並ぶのミニシクラメンの時期が、楽しみ。
だって、僕の住む町は日本一花屋が多いトコロだからね。


ってんで、それ以外書くことないし…
そろそろ1年経過で消えてしまうであろう去年・この時期の日記を再度。


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こんな時期に、FMから「希望の轍(サザン)」が流れるとドキっとする想い出を持ってる人、居ないかな。

あはは、曲が終わり、「ドキっ」も醒めちゃった。でも、書いてみるかな。


湘南は”平塚寄り茅ヶ崎”の人口海岸。134国道沿いの不気味な防風林(クロマツとトベラ、シャリンバイの林)に車を止め。勿論、遊泳禁止の砂浜へと忍び込む。ましてや真冬、更に真夜中。真っ黒な鉄板がウネルが如き、湘南の重々しい海。足を掬われたら、あっと言う間に深みに吸い込まれるだろう。あそこで臨んだ海や空。裸足で感じた「どこかから持ち込まれた砂」。


物理的な怖さに囲まれた、恋デート。



そんなクリスマスに沢山の思い出がある。


BoAも、広瀬香美も、マライヤも、BGMとしては似合わない。車の中で掛ける曲は、この134国道(烏帽子ライン)の曲「希望の轍」。真っ暗な134に点在するファミレス、コンビニ、ラブホテル。その明かりを追い越すと、ルームミラーの中で距離深い場所に消えてゆく。その繰り返し。


・・・遠く、遠く、離れ行く烏帽子ライン・・・


宛てもないドライブで、誰も居ない八景島の人口海岸。川崎は浮島にあるマリンエクスプレスの船着場。明け方には大井。そして築地の市場へ。疲労に満たされ、車の中で寝たっけな。そーいう場当たり的なハチャメチャデート、好きだった。


次、恋愛する事があれば。年甲斐もなくそーいうトコロに新鮮さを感じ続けられる人と一緒に成りたいな。ああ、そうだ。海のある湘南に2人で動物病院を開業する夢を語っていたが…むふふ。。