データ競馬もようやく実を結び始めた。

2021年の回収率は100を大きく超えた。

といっても年明けまだ2週。先は長い。

 

競馬の基礎はデータと季節、馬場、天候。

冬は穴党が元気な季節。冬を攻略するのは

穴屋にとって必須条件だ。

 

中京芝はこの2週間でクラス距離を問わず、

17レース行われ、

478キロ以下【5-6-10-119】勝率3.6%、複勝率17.6%

500キロ以上【6-5-3-36】勝率12%、複勝率28%

大きな馬が少ない未勝利戦まで含めてこの数字。

 

冬の芝は大型馬。だが、中京芝2000mは通年でも

大型馬だ。

 

改修後の中京芝2000m、3勝クラス以上(37レース)だと

478キロ以下【15-25-16-220】勝率5.4%、複勝率20.3%

500キロ以上【15-4-15-109】勝率10.5%、複勝率23.8%

 

大型馬は勝ち切り傾向で、478キロ以下はどのデータも

2,3着が多い。

 

愛知杯は具体的にデータに合致する穴馬が

見当たらないが、大型馬という視点で考えれば、

前走564キロの超大型牝馬の⑨カセドラルベル。

 

1~3勝クラスを牡馬混合戦で勝ち切った実力馬。

中京、阪神内回り、小倉の2000~2200mで

条件戦を卒業したように大型馬でも機動力がある。

 

前半1000mがのぼり勾配、直線入り口までくだり勾配、

最後に急坂という中京2000mはよっぽどのことが

ない限り前半のペースは上がらない。

 

先行する⑨カセドラルベルに展開も味方する。