高田馬場から会社までの道に
かつて国際プロレスの事務所があったビルがある。ラッシャー木村選手を調べるうちに読み始めた。
600ページ以上ある大作。国際プロレスの全てが詰まっている。
プロレス団体乱立の今だからこそ振り返りたいものがある。
メジャーに対抗するために絞った知恵のなかに今に生きるものが散らばる。
デスマッチ、日本人対決、ヨーロッパ路線、カルガリー、メキシコ、日本人マスクマン、日本人ヒール軍団。
みんな国際プロレスから生まれたものだ。
馬場猪木に抗うため、パイオニア精神全開で作ったものは、現代のプロレスの礎。
これは日本のプロレス歴史書だ。
ここ最近プロレスにはまった人は、きっと読んだら驚くだろう。40年前にこんなプロレスがすでに存在していたことに。
アニマル浜口は、大声出す変なおっさんじゃない。いや、そうなるまでには過程がある。
人生はプロセスの積み重ねなのだと痛感。
「実録・国際プロレス」
Gスピリッツ編、辰巳出版
