JBCは3競走とも見応えたっぷりのダートの祭典に相応しい競馬だった。

 

大井通いとしてはララベルの勝利と荒山調教師の涙に熱くなり、横山典弘騎手の神業とも言える進路取りに唸らされ、最後はクラシックの馬体を並べての迫力ある叩き合いに酔った。

 

見ている側がゴールまでどの馬が勝つか分からない競馬は高揚感と共に美しいとさえ思う。

 

もちろん、各陣営が馬を仕上げ、ジョッキーが持てる戦略を余すことなく発揮するからこそなのだが、私は改めて大井コースの面白さを実感した。

 

競馬は携る人たちの努力の賜物なのだが、そこに条件を加える事が単なる速さ比べではない奥深さを持たせていると考えている。

だから何十年やっても飽きない。

 

JBC3競走は距離は違うが、全て大井の外回りコースで施行された。今日は大井外回りの醍醐味がたっぷり堪能できた。

このコースは直線が中山ダートより長い。坂はないが、4角からゴールまで2ハロン以上ある。

単純に4角先頭から押し切れるコースではない。手応えたっぷりに4角から直線を向いてもゴール前寸前で後から来た馬に差される、そんな光景を大井通いは数限りなく見てきた。

またでは後方に構えて直線だけの競馬をしようと思ってもそこは時計が速いとは言え地方のダートなので、そう速い脚は使えない。

 

なかなかの難コースであり、馬券を買う人間としては面白いコースである。そこに内回りコースがあるので、内回りと外回りの出し入れが馬券の難易度を上げる。

 

今日はそんな大井コースの魅力を存分に堪能できた1日だった。

 

東京12R3歳以上1000万下

前走は高速ダートに泣かされたサラセニアが乾いたダートで巻き返す。エンジンのかかりが遅い馬で東京ダート2100Mは戦歴通りベスト。2分11秒台の決着なら流れに左右されない。

 


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