人は知らぬうちに日々の流れを作って生きている。
私は自分がルーティンの中で生きている事を思い知らされている。
先月までは夜9時に寝て2時半に起きて決まった時間に車に乗って決まった時間に店に出て5時30分のセリに合わせて仕事をし、だいたい同じような内容の仕事をこなして同じような時間に市場を出る。
この流れが染み付いていて未だに落ちない。起きる意味がない時間に目を覚ましてしまう。それだけでなく、妙なミスが多い。忘れ物も多くなり、役所での手続きも思うように出来ない。ランダムに流れる時間に対応できないからだろう。どうにも落ち着かない。ミスが目立つから確認が増えていらぬ不安に悩む。
自由とは不自由の中にある。今の私には合点がいく。ただ自由であることは落ち着かないものだ。自由は繰り返すことはない。今日の自由は明日の自由とは違うから。
絶望を笑え。
人間は追い込まれてこそ真価が見える。私は自分の胆力のなさに情けなく自分を蔑みたくなる。だが、そういう時こそ笑いたい。
絶望を笑え。
自分が底にいるならば、底にいる自分を笑ってみるといい。自由に不自由と不安を覚え、どん底で泣いていては鬼も笑ってはくれない。絶望だからこそ笑う。笑えばきっと自分を蔑まずに済むだろう。そうそう出来ない貴重な経験を人生の中でしている。経験を糧にしたいなら、笑うしかない。泣いても何かは生まれない。