今日は今年最後の競馬場参戦をした。競馬場へは一人で行くのが私の流儀だ。本場参戦はギャンブラーの資質が試される。普段はパット派だが、競馬場ではマークカードを塗って現金で馬券を買う。投票所との往復の時間が大事だ。その時、何を思い浮かべるのか。残金を計算するのか、当たって何を買おうと夢見るのか。心の中が透けて見える。
カッコこそつけてみたが、戦利品はこれだけだった。
レースを続けて見している間にJRAカードを作った時にくれた。ゴールドアクター。私の去年の有馬記念の本命だった。こっそり有馬記念は相性がいいGⅠだ。優駿エッセイ大賞の題材も2008年ダイワスカーレットが勝った有馬記念だった。
有馬記念はその日どこでどんな状況でレースを迎えたのか、そのときの自分がどんな状態だったのか、それらを思い返せるレースだ。競馬番組で最も感慨深いレースだろう。
中山10R南総ステークスをトウカイセンスで差しきった吉田隼人騎手はゴールドアクターの主戦ジョッキーで今時は珍しいベストマッチだろう。そのレース後、1着なので大映しになった吉田隼人騎手は少し様子がおかしかった。なかなか戻ってこない上に何か馬上で苦しそうにしていた。気になってしばらく画面を見ていた。するとメインレースで負傷乗り替わりのアナウンスが流れた。前週に落馬事故に遭っていて肝を冷やしたが、次週以降騎乗に問題なしと聞いて安心していた。恐らく怪我をおして乗っていたのだろう。ここでゴールドアクターを手放せばもう帰ってこない、そういう危機感のようなものがあるのだろうか。軽傷であって欲しい。
さあ有馬記念ウィークがやって来た。ドラマチック有馬、心から楽しみましょう
